【L01】【4】自動売買システムの構築:総意ライン編(1)

先に前回の記事に目を通しておいてください。

1.必要なパラメータを整理する

前回の記事のラインにコマンドを埋め込む事によって自動売買システムは成立致します。各要素につきましては、下記のようにしたいと思います。

時間足日足(D1)
SL0.10円エントリーした際のストップロス幅です。
埋め込むコマンドrm_r_sell/rm_r_buyラインタッチで反射エントリーさせます。
TP足末端トレール5今回はトレールを利用致します。

2.SLを設定する。

SLの設定につきましてはこちらをご覧ください。

こちらに「0.1」を入力します(「pips入力モード」の場合は、「10」です)。

3.埋め込むコマンドの設定を行う

設定箇所はこちらです。

コマンドの設定

4.トレールの設定

今回は利益の確定にトレーリングストップ(足末端トレール)を利用致します。設定箇所はこちらです。

まずは、足の本数を設定します。

5本

次に、トレーリング自体のスイッチを入れます。

スイッチをON(true)

5.バックテストしてみる

総意ラインの細かい設定につきまして、共通化するために、こちらの設定ファイルを読み込んだ上でテストしてみてください。
(※こちらの設定では、頂点の収集にZigZagではなく「Adjustable Fractal MT4」を利用しております。未導入では動きませんので、 ≪Fractalsを利用するには≫をご覧ください)

テスト期間:2000.01.04-2020.04.25
時間足:D1
Tick:Alpari Demo
SP:10
PF:1.71

こちらも上蓋同様に様々な調整が可能ですが、それは永遠に答えの出ない作業となります。

直近の成績が悪いですが、これは2019年後半からしばらく続いたもみ合い期に、比較的近いレートで大量の頂点が生成された為にラインが通り過ぎていた(大量にラインが引かれていた)為です。そしてその後コロナショックで上下にラインを突き抜け、更に損失を上乗せした形となっております。EAに任せっきりにするのではなく、チャートを観察し、線の間引き作業が必要です。間引き作業につきましてはこちらの記事をご覧ください。

ここで大切なのは、「総意ライン」が実際に効いている事が確認出来たと言う事です。更に精度を高めるには人が手を入れる必要があります。

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