【重要】【EA】NOS【再テスト】
昨日スプレッドについて不確定要素が多いとの気付きを得ましたので、再度USDJPYでスプレッドを広げてテストしてみた結果が下記となります。

期間:1999.01.01-2019.06.21
★スプレッド:20ポイント(2pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:912277.76
最大同時保有ポジション数:14
NOS購入直後にテストした環境は、「いつも」の、通常のEA用のものだったのですが、昨日の記事にて、NOSはそのいつもの設定でのテストでは不適切だと気付き再度テストしてみた次第です。この「設定」とは要するに「スプレッド」の事です。NOSは急騰急落時にエントリーするEAですので、「エントリー時はスプレッドが広い状態が普通」と考えなければなりません。しかし、一方でクローズ時はスプレッドが収束していることが多いと思われますが、テスト上両立させることは不可能ですから、より結果が厳しく出る方(エントリー時はスプレッドが広いのだから広い値)でテストを行うしかないと言う事になります。その為、TradeView(ECN口座)ではUSDJPYの場合、重要指標時はばらつきがあるのですが大きく広がっても4pipsで、大体2pipsくらいが多いかな?ということで、今回は2pipsでテストしてみました(平均スプレッドはもっと低くなりますが、平均値で問題が無いのかどうかは誰にも分からない事だと思います)。
すると最大ドローダウン(含み損ではありますが耐えなければならない事に違いはありません)が30万から90万に拡大し、損益曲線も良くあるナンピンEAのそれになってしまいました。また、「含み損中もエントリーを繰り返し含み損を削る」能力は「どんどん広がる含み損には対応できないレベル(相場が戻ってきて助かっているに過ぎない)」である事が明らかとなりました。ある程度削ってくれているのは事実ですが、追い付いていません。そして更に、先日の記事でもお伝え致しました通り、NOSはスワップ損益を考慮せずクローズ致しますので、有事の際には上記のグラフのような「大きなマイナスの段差」が生まれます。「スワップはプラスのものと相殺されるのでは?」というご意見もあるかと存じますが、スワップは通常、マイナスの方がプラスよりもかなり大きく設定されていますので、相殺はされません。


正直に申し上げまして、スプレッドを1.5pips上乗せしただけでここまで成績が悪化するとは思っておりませんでした。NOSはリリースに際し、上記のグラフのような長期に渡る含み損を抱えるシーンが生じないような、ギリギリの調整がなされていたということになります。ECN口座でこれですから、一般のSTP口座ではもっと厳しい結果になることでしょう。
また、NOSの許容スプレッド設定の初期値は3pips(30ポイント)となっていますが、とてもそのような幅を許容するわけにはいきません。但し、許容スプレッド設定を厳しくすると今度はリアルとバックテストとの間の乖離が大きくなります。そしてその乖離が大きい状態でどのような成績になるのかを、事前に知ることは不可能です。
まとめますと、実運用上現実的と思われるスプレッドにてテストを行うと、おおよそ我々が事前に期待していたような性能は発揮しないEAである可能性が高くなった(現時点で断定は致しません)、と言う事になります。
AUDNZDの方はまだテスト中ですので、後ほど結果をお伝え致します(現在半分くらいテストが終わっていますがかなり悪化しています)。
(終わりました↓)

期間:2007.01.01-2019.06.21
★スプレッド:30ポイント(3pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:574527.24
最大同時保有ポジション数:14
最大ドローダウンが30万から57万強に増加しています。また、大き目のドローダウンの頻度が増加しました。スプレッド3pipsはECN口座における先日のNZの第一四半期GDP発表時の平均値です。STP口座の方は更に厳しいと思われます。
さて、今後どうすれば良いのでしょうか。
上記の損益曲線を見て分かるのは、危なかったのは20年で一回だけ(USDJPYでスプレッドが20ポイントの場合)と言う事です。これだけが唯一の救いです。従来と同じ30万程度のドローダウンを想定してロット数を設定し、あの90万規模のドローダウンが生じるまでに稼げば良い、といった考え方もあります。しかし、十分な資金を稼ぐ前に同じ規模のドローダウンに見舞われた場合は、当然ですが破綻します。データ上、ギャンブル性は更に高くなりました。
スワップによるマイナスを防ぐには、現状でしたら取引を「buy」のみに絞るという手があります。また、EAの許容スプレッドの設定を1pipsくらいにしておき、バックテストとはずいぶん乖離するものの、安全運転をする、といった手も考えられます。但し、バックテストでは生じなかった許容スプレッドによるエントリー制限が頻発することになりますので、必ずしもそれで「安全」とは言い切れません。「安全」なのか「もっと悪化」するのかは、やってみなければ分からないと言う事になります。
また、そもそも、そこまで無理をして稼働しなければならないものなのか、といった疑問もあります。
個人的にはあっと言う間に目が覚めてしまったといった印象です。世界中の天才たちが聖杯を求めて頭を捻り、試行錯誤して結局見つからない(世に出ていないだけかもしれませんが)のに、類似のものだとしてもそう簡単に見つかるはずがありません。そんなものがあるならヘッジファンド(HFTみたいな抜け道はありますが)も投資信託も要らないのです。
しかしここでまた堂々巡りに陥ります。ではナンピン以外の通常のEAで、まともなものはあるのだろうか、と(EAの運用自体を辞める、という選択肢は無いのか?そろそろ学んだらどうなのか?と自分にツッコミ)。それが無い、見つからないからNOSに流れて来ているのではないでしょうか。ある程度のリスクを覚悟の上で今後も稼働するのか、それとも今すぐ稼働を停止して損失を購入代金のみに抑える方が賢明と考えるか。
最後になりましたが、実運用上の現実的なスプレッド設定でテストすべき所、通常のスプレッドでテストした不適切とも言えるデータを掲載しておりましたことを深くお詫び申し上げます。
それでは以降、テストが終わり次第、データ(と更なる考察)を順次掲載させていただきます。
USDJPY

期間:1999.01.01-2019.06.21
★ スプレッド:50ポイント(5pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:2922581.83

期間:1999.01.01-2019.06.21
★ スプレッド:40ポイント(4pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:2927901.86

期間:1999.01.01-2019.06.21
★ スプレッド:30ポイント(3pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:1625669.24

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:30ポイント(3.0pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
★ポジション:Long only(買いのみ)
最大ドローダウン:1255192.52

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:30ポイント(3.0pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
★ポジション:Short only(売りのみ)
最大ドローダウン:1827136.47

期間:1999.01.01-2019.06.21
★スプレッド:20ポイント(2pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:912277.76

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:20ポイント(2.0pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
★ポジション:Long only(買いのみ)
最大ドローダウン:387154.34

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:20ポイント(2.0pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
★ポジション:Short only(売りのみ)
最大ドローダウン:1000587.06

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:15ポイント(1.5pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:324576.64

期間:1999.01.01-2019.06.21
★ スプレッド:15ポイント(1.5pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
★ポジション:Long only(買いのみ)
最大ドローダウン:331256.64

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:15ポイント(1.5pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
★ポジション:Short only(売りのみ)
最大ドローダウン:304067.53
AUDNZD

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:100ポイント(10.0pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:1747682.55

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:90ポイント(9.0pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:1529452.14

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:80ポイント(8.0pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:1005510.98

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:70ポイント(7.0pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:581531.82

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:60ポイント(6.0pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:508334.58

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:50ポイント(5.0pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:575685.76

期間:1999.01.01-2019.06.22
★ スプレッド:40ポイント(4.0pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:574596.38

期間:2007.01.01-2019.06.21
★スプレッド:30ポイント(3pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:574527.24

期間:2007.01.01-2019.06.22
★スプレッド:20ポイント(2pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:495265.24

期間:2007.01.01-2019.06.22
★スプレッド:15ポイント(1.5pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
ポジション:Long & Short
最大ドローダウン:494515.72

期間:2007.01.01-2019.06.22
★スプレッド:15ポイント(1.5pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
★ポジション:Long Only(買いのみ)
最大ドローダウン:500693.60

期間:2007.01.01-2019.06.22
★スプレッド:15ポイント(1.5pips)(Commisson徴収済み)
lot:0.1固定
初期証拠金:100万円
★ポジション:Short Only(売りのみ)
最大ドローダウン:296793.85
バックテストは信頼できるか
NOSは「スプレッドが広がっている時」に乗り、そして多くの場合「スプレッドが収束している時」にクローズします。
所が、バックテスト時のスプレッドは「固定」ですので、いくらスプレッドを変更してバックテストを行っても、その結果は参考程度にしかなりません。
例えば、バックテスト上大きな含み損を抱えてしまった一連のナンピンは、リアルではもっとスプレッドが狭く問題にはならなかった可能性があります。そしてこの逆のケースも有り得ます。
そしてこの「リアルではもっとスプレッドが狭く・・・」は、「エントリー時のスプレッド」と「クローズ時のスプレッド」いずれを指すのかすらも分からないのです。
このように、NOSはバックテストに根本的に不向きなEAと言えます。
スプレッドはドローダウンの頻度に関係がある
スプレッドを大きくしてテストを行うと、それだけナンピンの消化率が下がり、結果、ドローダウンに巻き込まれる確率は上がります。
スプレッドはドローダウンの規模には本来関係がない
普通のナンピンにおいては、巻き込まれたドローダウンの規模は、本来スプレッドとは無関係です。
なぜなら、ドローダウンの規模とは、レートの逆行の程度だからです。スプレッドとは全く関係がありません。
どの規模のドローダウンに巻き込まれるかは、単なる「運」です。
NOSでは、スプレッドはドローダウンの規模に関係している
所がNOSは、ドローダウン中も積極的にポジションを取り続けます。
その為、利益を積み重ねると同時に、未消化のポジションが更に増える事になります。
つまり、NOSは、ドローダウンに拍車をかけているとも言えますし、含み損を削っているとも言えます。
但し、バックテストから伺えるのは、広がるドローダウンに対応するほどの、損を削る能力は持ち合わせていないと言う事です。
実際は、ドローダウンを削る能力の方が上回っているシーンもあるでしょうし、逆にドローダウンに拍車をかけているシーンもあると考えられます。そして後者を完全に防ぐことは不可能であり、それゆえ、損益曲線に大きなドローダウンが形成されている箇所があるのではないかと考えられます。
リスク管理はできるのか
できません。
なぜなら、巻き込まれるドローダウンの規模は「運」だからです。
そのドローダウンに巻き込まれる頻度自体を、スプレッドがなるべく狭い口座を選ぶことによって減らすことは可能です。
しかし、規模は「運」です。管理不能です。
あるスプレッドでのバックテストで30万との最大ドローダウンが出たとしても、それは「たまたまそうだった」だけです。
リスク管理ができないのにどうやって運用するのか
本来は、運用できないEAです。
このEAの運用を可能にする唯一の方法は、「規模の大きなドローダウンはそう簡単に起きないだろう」と高を括る事だけです。
これは投資ではなくギャンブルに他なりません。
本EAをどう認識すれば良いか
スプレッドを変更してテストしてみると分かるように、一度大きなドローダウンに巻き込まれると通常のナンピンEAと同じで非常に脆いです。最終的にたまたま相場が戻って来て助かっているだけであり、何らの特殊能力も持ち合わせていません。損益曲線を見ても分かるように、ドローダウン中に削れる損は微々たるものです。
要するに、カテゴリとしてはナンピンEAそのものです。
通常のナンピンよりは性能が高いという認識を、現時点では個人的に持っておりますが、そもそもナンピンEA自体に造詣が深くないのであまり確かな事は申し上げられません。NOSはナンピンEAとして優秀なのでしょうか。それともそうではないのでしょうか。ご存知の方がおられましたらご教授いただければ幸いです。
大切なのは、「損を切らないツケ」は、運用してすぐかもしれませんし、あと10年後かもしれませんが、必ずいつか回って来るということです。「NOSに限ってそんな事は無い」なんてことはないのです。
長い目で見れば結局、通常の損を切るEAも、ナンピンEAも、同じ事なのではないかと思ってしまいます。今回色々と調べてみて、嫌な事をただ先送りしているだけのような、そんな気が致しました。但し、「嫌な事を先送りしている間に問題が解決する」事が実社会や人生において度々あるのも事実。ナンピンとはそういったものなのかな、とも思います。投資って深いですよね。答えが無いという点も人生にそっくりです。
個人的な結論
投資とは通常、見込まれるドローダウンを基準にして数量を計算する所からスタート致します。所が、NOSはその根本的な計算の基準となるドローダウン自体が「不明」です。バックテストでドローダウンは確かに提示されてはいますが、それはたまたま出た値であり、あまりにも根拠がなさすぎる、「妥当」ですらない値なのです。従いまして、設定は「勘」です。それしかありません。
項目 | 説明 | 具体的な例 |
---|---|---|
EAを設置する口座 | スプレッドが狭い方が良いのは確かです。 でもどれくらいならどうだと言う事は全く分かりません。 | ECN口座が良いでしょう。 |
ドローダウンに耐える証拠金 | どれくらいの資金があれば足りるかは全く分かりません。 | 不明。 |
必要証拠金 | 過去の最大保有ポジション数からなんとなく計算はできます。 | (レバレッジに拠る) |
許容スプレッド | 経済指標時の平均スプレッドくらいで良いのではないでしょうか。 根拠はありません。 広げればポジション数は増えますが個別のポジションの位置取り自体は不利になります。 狭めればポジション数は減りますが個別のポジションの位置取り自体は有利になります。 どちらが良いのかは分かりません。 | USDJPY:1.5-2.0pips AUDNZD:2.5-3.5pips (TradeView ECN(ILC)口座の場合) (しばらく運用してみないと分かりません) |
今後、NOSを運用して短期的に資産を形成する幸運な方も現れると思われますが、個人的には「購入する必要は無かった」と言う事になります。しかしながら、今回は色々と調べてみてとても良い勉強になった事は確かです。この点はNOSと、このような興味深い作品を送り出してくださったみーらぐ氏に感謝しております。
NOSを運用する上で確実に効果のある対策は二つ、一つは口座自体のスプレッドをなるべく狭くする事です。そして二つ目は通貨ペア自体の特性となります。
バックテスト上でもそうですし、地政学的にもそうですが、AUDNZDの方がレンジを形成しやすく、NOSには向いていると判断致します。USDJPYは動く時は動きますので、何かあった時、たまたま巻き込まれると怖いです。また、USDJPYでは裁量の邪魔にもなりますし、今後はAUDNZDのみ稼働を続けます。差当たり、許容スプレッドの設定は3.0pips、ロット数は証拠金100万円あたり0.2lotといった感じで考えております。他にも若干数のEAの稼働及び、メインの裁量を加えたこれら三者のポートフォリオで今後投資を続けて参ります。
追加の情報(含み損の時期)
含み損の時期が分からないとのご指摘をいただきましたので、お尋ねいただきましたSP30時の具体的な期間及び、残高との差額(BalanceとEquityの差額)を掲載させていただきます。
常にスプレッドが30ポイント(3pips)と言う事はありませんので、実際の成績はこちらのテスト結果よりも良いとお考えください。
kazさま
はじめまして。
NOS購入者です。
とても興味深い記事、ありがとうございます。
よく調べてらっしゃいますね。
わずか1~2pipsの差で、口座破綻を免れてきたという感じでしょうか・・・!?
スプレッド3.0のまま、利食いを8~9pipsに減らすという運用もありでしょうかね??
本当に、投資の判断は難しいですね。
こちらの記事で、一旦冷静に考えてみることができました。
ソラ豆さま
はじめまして。
コメントありがとうございます。
そうですね、スプレッドに対する余裕はあまり残されていなかったと考える方が妥当だと思います。
仰る通り、今後出来ることはTPを狭めて破綻する確率を下げると言う事だけだと思います。
但し、バックテスト上それで破綻を免れたとしても、綱渡り状態であることに変わりはないと思います。
一度ドローダウンに巻き込まれたら大変危険、という点は全く変わらないんですよね。
最大の誤算は、「含み損中でもエントリーを繰り返し損を削る」能力が大したものではなかったという点です。
勝手に期待していただけなので自分が悪いのですが、この要素が期待できないと分かってしまった時、NOSが普通のナンピンEAだと気が付きました。(ナンピンとして性能は高い方なのかも知れませんが)
綱渡り中に突風が吹けばプロでも落ちる。命綱を装備していると思っていたけど細すぎて役に立たないものだった、といったイメージです。
今日も一日悩みそうです。
明日までにスッキリさせたいのですが、NOSはバックテストがそこそこ遅いのでなかなか捗りません。
kazさま
こんばんわ。
追加の記事、ありがとうございます。
私も結構運用を悩みましたが、今後以下のようにしていこうと考えています。
運用資金は、当初予定の半分。 (運用額=損失許容額 と考え、私としてはこれくらいかなと!)
当面、単利運用とし、利益の出た分については、こまめに別口座に移したり出金したりして、余剰証拠金として使われないようにしたいと思います。
利益が出るたびに、口座破綻時のトータルの損失額を減らす、トレーリングストップのようなイメージです。
運よく倍になったら、複利運用も検討します。
USD/JPYのほうは、リスクが大きいですか。。
これについては、ちょっと考えたいと思います。
ロット数も0.1 or 0.2 で悩みますね。。
ソラ豆さま
こんにちは。
なるほど、利益を引き出しておけば、口座が飛んでも利益だけは守れますね。
USDJPYの方ですが、仮にAUDNZDとドローダウン時期が重ならないとすると、一方の損を削る能力が倍、と考える事もできると思います。
しかし、ドローダウンの規模は運ですので、何とも、悩ましいですね。
NOSを購入しようか迷っているときにこのブログに行き着きました。
バックテストとリアルではやはり違いが出そうですね。
kazさんにお聞きしたいのですが、海外の無料EAでrAlgo EAはご存知ですか?
masatoさま
こんばんは。
NOSは評価の難しいEAだと思いますが、ナンピンですので運用するにはそれなりの覚悟が必要です。
「rAlgo EA」は初耳です。お役に立てず申し訳ありません。
kazさま初めまして。
みーらぐ氏の所からレガリアが販売されたら、また検証をお願いします。
購入を決める参考にしたいので。
販売サイトのうたい文句より、第三者の冷静な検証分析は大変参考になります。
過度の期待を持ちNOSを購入して後悔しておりますので、宜しくお願いします。
Matuさま
こんにちは。
心中お察し致します。
レガリアにつきましては個人的に金銭的な余裕が無く、購入の予定がありません。
また、しばらく氏のブログは拝見すらしておりませんので、今どのようになっているのかも存じ上げません。
先方のブログ及び作品につきましては、完全に興味が無くなってしまった形となっております。
お役に立てそうに無く、大変申し訳なく存じます。
そうですか、、、
残念です。
レガリアはNOSより販売価格を上げてくると思われます。
NOSの利益でレガリアを購入する予定でしたがNOSの利益が少ないので当てが外れました。
レガリアのリリースまでには間に合わないかもしれませんが、NOSは、長い目で見れば今後レガリア代を稼いでくれる、と考えることができるかもしれませんね。
それにしても、更に高くなるんですね。個人的にはとても手が出せません。
kazさま
はじめまして
検証結果公開ありがとうございます
質問があります。
・このブログはリンクフリーですか?
・検証結果上、トランプ相場(2016年11月初旬~2016年末)の初期からUSDJPYにてスプレッド3pips運用した場合ドローダウンするんでしょうか?検証結果だけ見ると、ドローダウン時期がどこにあたるかわからないので。
以上です。よろしくお願いいたします。
がばさま
はじめまして。
含み損の期間が分かるよう、資料を追加させていただきました。
お役に立てれば幸いです。
リンクはご自由になさってください。
kazさま
興味失っている話題に対して返信の上、更新までいただきありがとうございます。
ここ5年くらいのドル円ではトランプ政権誕生時が最も押目無く大幅順行だった記憶です。
NOSはレンジ用のナンピン系EAなんで当たり前といえば当たり前ですが
スプ3pips設定(バックテストだから利確12PIPSと同義?)で稼働したときが、たまたまトランプ前であれば破綻するということですね
これ見ると13年4月、14年4月、16年1月の黒田バズーカは乗り切るように最適化したってとこですかね
トランプに比べると、大したことなかったですが、バズーカもかなり一方通行だったはず
運用としては金利変動というか金融政策転換の生まれる政治要因がわかってる場合は、稼働を止める
もしくはシグナル用として稼働させて政治要因でないのを確定してからエントリする感じかな
自分用にレンジEAでも作ろうかと思ってた時に見かけて、気になっただけで購入はしてないですが。
以上です。長文失礼しました。
がばさま
こんにちは。
当時のスプレッドの再現ができませんので「破綻する」とは言えませんが、一度ポジションの消化に失敗するとこのような含み損を抱えて何年も憂鬱な時を過ごすことになる可能性がある、という良い例ではあると思います。
それと、こちらはがばさまに向けたメッセージではありませんが、こちらの記事を執筆致しました当初はAUDNZDのみ稼働を継続させるつもりでおりましたが、既に停止しており、今後も稼働の予定はありません。今後もバックテストから分かる資料などの提示は可能ですが、実際の稼働状況やライブ感を伴うような情報などはもう持ち合わせませんので、そういった点ではお役には立てそうにありません。
kazさま
こんにちは
たしかに当時のスプレッドがわからないので破綻するかどうかは謎ですね。
トランプ相場のスプレッドはわからないですが、過去チャートに最適化しているだけと思われるので当時のスプレッドでテストしてOKであっても、意味はないのかなとも思います。
スプレッドがどうであれエントリしている時点で、強烈なトレンド相場を避ける聖杯のようなロジックは無いということになります(当たり前)。
トランプという予想外の大統領とその経済に対する期待でドルが買われたという因果をEAに組み込めないので、同じレンジロジックで未来にトランプ2、トランプ3が大統領になったときに、いつもの値動きと見分けがつかず結局苦手相場に挑むハメになり、またギチギチに最適化されている(トランプ相場でエントリ中のどこかの時点で戻し量が2pips足りないと破綻?)ので似たような相場で高確率で失敗する(破綻もしくは極端に収益が落ちる)と推測します。
まぁもともとレンジEAだし相場が凪であると判断した時にオンして、そうじゃないときにオフすればいいと思いますが、ナンピンなので気づいた時には巨大な含み損ってこともあって扱いが難しそうですね。
がばさま
こんにちは。
がばさまの仰る通りだと思います。
私も今回は大変勉強になりました。
ナンピンEAは、私だけではないと思いますが、通常のEAに裏切られ続けて最後に行きつく先であったのだろうと思います。
そして、NOSのお陰様で、という表現は少し変かもしれませんが、もう二度と市販されているEAを購入する事は無いでしょうし、今回はEAを卒業するために必要な最後のアクションであったという認識です。
さよならEA。
しかし、私はまだ相場の世界に留まります。
kazさんこんばんは。EAからは離脱されたんですね。
NOSに対する分析は客観的に見て的を得ていたと思います。みーらぐ氏のEAに対する姿勢は信頼に値すると思いますがまだEAの性能は聞いたほどではないなというのが私の率直な感想です。生みの親であるみーらぐ氏は憤慨されるでしょうが一使用者の意見として参考にしてもらいたかったぐらいでした。特にスプレッドのくだりはあれほど重要なら完全に指定のブローカー口座以外で使えないぐらいしておかないと危険ですね。
NOSの次に出るレガリアですがそれより前に性能低くしたレガリアJrを3000円で配布するそうです。こちらも是非検証してほしかったですね。なんでもレガリア本体は100万でも安いぐらいの自信をもって世に出せる作品のようです。その代金を稼ぐためのEAがJrの方だそうです。3000円でどれぐらいの期間かかるか知りませんが100万稼げるならもう本体いらない気もしますが。
レガリアは日またぎなしのデイトレ型ナンピンなしだとか。氏が言うような圧倒的な性能をほこるか否か。もし気が向いたら試してみてください。
ゲーハーキング名無しさま。
こんばんは。
情報を提示してくださりありがとうございます。
性能を低くしたものが3,000円ですか。それくらいだったら、とつい思ってしまいました。
今でもGogoJungleのシステムトレードのページを開くと、上位の方にあるものをつい買ってしまいたくなりますので、あそこのページは絶対に開かないようにしております。
EAというのは本当に怖いです。
それにしても、100万の代金を稼ぐために3,000円のものを配布、ですか。
もしそちらで、妥当な期間内に100万円を稼げるとしたら、確かに本体は要らないですね。
先方のブログを拝見すれば書いてあるのかもしれませんが、みーらぐ氏の意図が今一つ、読み取れません。
目的がお金を稼ぐことではなく、技術力の誇示や慈善事業と言うのでしたら分からないでもありませんが、NOSは当初、無償に近い形で配布される予定だったと私は記憶しております。
それが、色々と理由は述べておられましたが、蓋を開けてみればあの金額。そして今度は3,000円で性能を低くしたものを配布するからそれで稼いで最終的には本体(100万円)を買ってください、と。
私はみーらぐ氏につきましては何とも思っておりませんが、我々は、FX初心者だった頃に抱いていたこの疑問を決して忘れてはならないと思います。
「そんなに稼げるシステムなら、なぜ自分で使わないのか」
Jrは多くの方にとって手を出しやすい価格だと思いますので、NOSよりはネット上に流れる情報量も多くなると思います。そういった情報や、フォワードを確認しながら、真価を確認するのが良いのではないかと思います。
私も今取りかかっていることが一段落つきましたら、もう一度、レガリアJrも含めて、EAについて考えてみたいとは思っております。
kazさん、NOSは当初、USDJPY版をIB縛りだけの無償で出す予定だったと思います。
それが、みーらぐ氏は恐妻家なのか奥方の猛反対により有償にしたはずです。
ですから、3,000円+IB縛りの予定のレガリアJr.も奥方様の気分次第でどう転ぶか分かりません。
それにしてもレガリア本体が100万円とはずいぶん吹っ掛けたものです。
「そんなに稼げるシステムなら、なぜ自分で使わないのか」とのことですが
みーらぐ氏は、NOSでさえ今現在デモ口座でしか稼働させていないはずです。
その理由は生活費の為に口座から資金を引き出したのでライブ口座で稼働できないからです。
NOSがどれくらい売れたのか分かりませんが、そろそろ売上金が入るので
これからは、ライブ口座で稼働させるのではないでしょうか?
Matuさま
こんにちは。
みーらぐ殿も、自身で稼働したいもののそうはできない事情がおありなのですね。
「これは売るより自分で使った方が稼げるんだ」なんて言葉も、奥さまにとってはパチンコ等と同じようなイメージしか無いかもしれません。
それにしても、今回の3,000円という価格設定はNOSと比べてかなり安いですね。
もしかすると、NOSは高すぎてあまり売れなかったのかもしれません。
GogoJungleと違って口座の変更はできない(今は違うのかも?ブログを拝見していないので分かりません)との事でしたし、また、購入後一度も何のアナウンスも無く(例えばデモ版の配布が開始された時も何の通知もありませんでしたが、何かあったらメール通知くらいあるのが普通だと思います。今後バージョンアップの通知なども先方のブログを拝見しないと気付かないのでしょうか)、不便この上なく、こういった点を含めてNOSの完成度と併せて総合的に判断するとやはり高過ぎるというのが私の素直な感想です。
NOSの場合、規定通りの1分足稼働ではあまりにもエントリーが少なく
IB縛りのキャッシュバックは期待できなかったと思います。
レガリアの場合、バックテストを見る限りエントリー数が多く見込まれるので
レガリアJr.(おそらく5分足しか稼働できない仕様)でもキャッシュバックが期待できるので
3,000円+IB縛りにしたと思います。しかし、欲どしい奥方様の意向によっては、どうなることか、、、
サポートに関してはメールなどは全くありません。
メールで質問した時も、一切無視でしたし。
今度はIB報酬が期待できるから販売価格自体は安くても構わないということですね、なるほど。
それにしても、メールしても返事は無しですか。残念な対応ですね。
説得力のある記事で満足感があります。
みーらぐ氏は途中から販売利益目的に路線変更されてしまいましたね。デモ口座でしか回してない人の100万のEAなど、誰が買うのでしょうか。やはり最終的には、誇大広告を繰り広げ、最後に投資は自己責任ですという文言で締めくくられる詐欺まがいの販売者と変わらなくなってしまいました。奥さまの鶴の一声でポリシー変更とは、いやはや、、、
大ちゃんさま
こんにちは。
個人的な方針で先方のブログは拝見しておりませんが、コメントさせていただきます。
100万は確かに多くの方にとって高すぎると思いますが、1万で100人に売るより、100万で2人に売る方が良い、といった販売手法もあるかと思います。
これも奥様の打算、ということになるのでしょうか。
「誇大広告」、そうですね。少なくともNOSに関しましてはそうだったと言わざるを得ないと思います。
問題点は、ゲーハーキング名無しさんも仰っている通り、「本人が評価しているほど」ではないという点だと思います。
レガリアはきちんとしたものかもしれませんが、本当に稼ぐシステムだったとすると、それはそれでブローカーからの締め出しや対策などを覚悟しなければならないと思います。
私はあまりこういった事には詳しくありませんが、レガリアに関しましては何となくAMSER(3年前にOANDAやFXTFからから締め出された)と似たものを感じており、参考になるのではないかと思うコメントがございますので紹介させていただきます。
https://www.gogojungle.co.jp/systemtrade/fx/9326
こちらの「商品のコミュニティ」の、4ページ目、unknownkidsさんの投稿(2016/07/29 23:08)の3人目の回答者であるtakaさんのコメント「一見AMSERとは~」がとても参考になるのではないかと思います。
はじめまして
やはり、誇大広告でしたか😞
買わないで良かったです。
情報ありがとうございます。
制作した本人が聖杯とかいってるわりに
デモですもんね。💦
残念ですね💦
詐欺みたいなもんですね。
tjさま
はじめまして。
製作者さんはご自身の作品を良いものだと信じていると思います。
ですが、「聖杯」と言うほどのものではないというのが妥当な見方ではないかと思います。
短期的に勝ち逃げに成功する方もおられると思います。
kazさんへ
是非kazさんに評価して頂きたいEAがあるのですが可能でしょうか?
今自分はそのEAをリアルアカウントで使用しております。
複数の通貨ペアで運用可能なのですが、バックテストをとったわけではなく1ヶ月デモアカウントで使用して成績がよかったため
リアルアカウントで運用しています。今の所成績は右肩上がりです。
無料でネットからダウンロードしたものなので、大したロジックではなさそうですがもしお手数ではなかったらよろしくおねがいします。
takaさま
こんばんは。
無料と言うことで、面白そうなEAですね。
どうしても、有料にするといびつな面が出てきてしまうものだと思います。
個人的に多忙な為、試してみることができるかどうか分かりませんが、もし宜しければURLをご紹介いただけますでしょうか。
kazさん
海外のfxコミュニティサイトからダウンロードしたものですが、現在は削除されているため
メールアドレスを載せておきますので、空メールくださればそちらに添付させていただきます。