【EA】NOS(AUDNZD)【エントリーがありました】

本日6月20日(木)、NZの第一四半期GDP発表時と思われますが相場が急落してエントリーがありました。

当日中に無事回収してくれました。

ちょっと気になりましたのはスプレッドです。

平均スプレッド:2.9443pips

平均で2.9443pipsとなっており、ギリギリでした。3pipsの設定でしたので、もしかしたら何ポジションか落としているかもしれません(後ほどバックテストをして確認しましたが、2ポジで正解のようです(下図))。

バックテスト:2ポジで正解
バックテスト
リアル(幸い時刻、レートもバックテストとほぼ同じでした)

前回の米雇用統計時の計測データから3pipsの設定で十分と思っておりましたが、今回はニュージーランドが主役の経済指標でしたので、こちらの方がスプレッドが広がって当たり前と言う事だと思います。

当方はECN口座の為、スプレッドはかなり狭いのですがそれでも平均2.9443pipsですから、通常の口座(STP)では、もっと広がっていたでしょう。STPはこういう時は厳しいですね。乗れないよりも、手数料を支払う代わりに本来の挙動をEAにさせてくれるECNの方が個人的には好みです。

よく考えてみると急騰急落時というのはスプレッドが広がっているものであり、かつ、NOSはその広がっているシーンを狙い撃つわけで、スプレッドの設定はある程度大き目に設定しておくしかないと思います。私は今回の計測結果を受けて、現状3pipsになっている所を、3.5pipsに変更致しました。

しかし、だからと言って大きすぎるスプレッドを設定するといくらなんでもポジションが不利な位置取りになってしまいます。

最大スプレッド:14.3pips

今回は瞬間的に最大14.3pipsを計測しておりますが、このような値を設定して良いのかどうか・・・。

「何もできないよりは不利な位置でもポジションを取った方が良い」のか。それとも、「不利な位置でポジションを取るくらいなら何もできない方が良い」のか。もし、NOSのエントリーシグナルがある程度継続して出るようなら、適度にスプレッドの制限を掛けておくのが丁度良いのだろうとは思いますが、こういった細かい仕様については製作者ご本人にしか分からない事です。

しかし、このような考察をしていて気付くのは、NOSはやはり特殊なEAだと言う事です。なぜならエントリー時に、常にスプレッドの広がりが問題になるからです。これがバックテストとリアルの乖離に繋がるのでしょうけれど、その影響が、蓄積しても小さなものなら問題はありませんが、大きなものであった場合は、ユーザー毎に運用成績にかなりばらつきが生まれるといった結果になってしまうのではないかと思います。

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