【EA】NOS【ロット数はどれくらいが妥当か】
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今週はエントリーがありませんでした。
みなさんのブローカーでは如何だったでしょうか。
今年(2019年)のポジション数を調べてみました。
USDJPY | ||
月 | 回数 | 内訳 |
1月 | 23 | 19回(1/3:フラッシュクラッシュ) 4回(1/30) |
2月 | 6 | 3回(2/6) 3回(2/14) |
3月 | 5 | 1回(3/8) 3回(3/20) 1回(3/21) |
4月 | 0 | |
5月 | 3 | 3回(5/13) |
6月14日まで | 8 | 4回(6/5) 4回(6/7:リリース日(雇用統計)) |
合計 | 45 |
AUDNZD | ||
月 | 回数 | 内訳 |
1月 | 12 | 9回(1/3:フラッシュクラッシュ) 1回(1/22) 2回(1/31) |
2月 | 12 | 1回(2/5) 3回(2/6) 8回(2/21) |
3月 | 8 | 3回(3/6) 1回(3/8) 1回(3/12) 1回(3/13) 2回(3/20) |
4月 | 1 | 1回(4/24) |
5月 | 3 | 2回(5/1) 1回(5/7) |
6月14日まで | 0 | |
合計 | 36 |
日付別でカウント致しますと、USDJPYは今年に入ってから10回、AUDNZDは14回となります。
こういった凪相場では、ロット数を大きくできないか?と考えてしまうのが人情だと思います。先週はロット数について最悪のケースを想定して計算してみましたが、実際、どれくらいが妥当なのかを改めて考えてみたいと思います。
まず、同時保有ポジション数が10以上となったタインミングが、USDJPY(1999年2月5日-2019年6月7日)とAUDNZD(2007年2月12日-2019年6月7日)でどのように重なっているかを調べてみました。

リーマンショック(2008年9月)時に重なっていたのではないかと思っておりましたが、同時保有ポジション数10以上においては、USDJPYとAUDNZDでは全く重なっていなかったと言う事が分かります。
また、ロット数(数量の列です)もほとんど0.1lot(初回~分割エントリーのもの)で、5回目の0.2lot、6回目の0.3lotに到達しているものはほとんどありません。
先週の投稿では12ポジションを6回目のナンピンまで全て持ち、それらをUSDJPYとAUDNZDで同時に持つとする最悪のケースを想定してロット数を計算致しましたが、過去の事例を参考にするとその半分で十分だったということになります(今後重ならないという保証はありません)。
ですので、固定ロット運用の場合は、証拠金100万円の場合、NOSをUSDJPY、AUDNZD両方で0.2lot運用しても問題なさそうだ、という事になります。更に、最悪のケースはそうそう生じないという仮定を致しますと、更にその倍くらいは大丈夫なんじゃないの?という考え方もできます。
ですので、証拠金100万円で、超安全運転ならば固定0.1lot運用、妥当な線で0.2lot、ほとんどが分割エントリー止まりであると言う点に注目すると0.3lot(kazの感覚としてはここが限界)、無くなっても良い資金でギャンブルするなら0.4lot以上、といった感じでしょうか。レバレッジが高い口座ほど耐性は増します。
個人的な結論と致しましては、他にもEAを動かしている段階ではそちらにも証拠金が必要な為、100万円に対して0.2lotだろう、となります。稼働EAがNOSオンリーの場合は、0.3lotにしたい所です。