【EA】GINZO_System【その2:信用できるかどうか】
GINZO_Systemの損益曲線やGogoJungleの出品者の略称から、GINZO_Systemの一部は以前、単体のEAとして販売(NYコンサルティング社より)されていたということが明らかとなっています。そして少なくともその商材を販売していた時点では、内部不正を行っていなかった事が明らかとなっています。詳しくはこちらのサイトでご確認ください。
→ Bear Time FX v2v3
要点と致しましては、「ブログの主(こすぎさん)さんが商材のマニュアルにある手法をそのまま実現したEAを自ら制作した所、ほぼ同じ損益曲線を描き、内部不正が無いことを確認した」ということになります。
それでは、先方のページにあるバックテストはいずれもFXDDのTick(実際はMT4がFXDDのものであってもTickは別のものが入っている事もあります)となっていますので、こちらも現状のM5版GINZO_USDJPYで、全く同じ期間、全く同じ初期証拠金、全く同じスプレッドでテストさせてみた結果が下記です。

そして下記が当時NYコンサルティング社より提示されていたテスト結果です。

当時から内部的にバージョンアップしたのか、やや異なる曲線を描いていることが分かります。特徴的なのは右上の出っ張りですね。ついでに、下記はAlpariでのテスト結果です。

FXDDにしてもAlpariにしても、いずれにしても当時とはちょっと異なるようですが、内部不正を行っていないとするならば、当時よりも進化したものを我々は今手にしていると考えることができます。
私が注目しているのは、「少なくとも銀蔵氏はこのシステムには自信を持っている」と言う事です。なぜなら、このシステムは「売り切り」の商品ではありません。IB報酬ですのでこのシステムを使って運用を続けてくれなければ収入にはならないのです。口座自体をずっと維持してくれればそれでも良いのかもしれませんが、GINZO_Systemが稼げないと分かってなお同じ口座を使いづつけるユーザーさんはどれくらいいるのでしょうか。Axioryはともかく、TradeViewは送金も出金もワンクッション必要で結構大変だったりします(出金はAxioryも大変ですが)。しかも、「これからGINZO_Systemで稼ぐぞ!」と思っていたら全く稼げなかったという状態で、なお同じ口座で別の事を・・・となるでしょうか。人それぞれでしょうけれども、銀蔵氏は間違いなく、このシステムならずっと使ってもらえると思っていたに違いありません。それは各サイトの記述からも良く分かります(これらのサイトにつきましてはまた後ほど取り上げます。乖離EA:Regulusなどとも関係致しますので)。
例えば、GogoJungleのようなサイトでEAを売り切る場合はリリースしてからしばらく右肩上がりでさえあれば良いため、たくさんリリースして成績の悪いものは販売停止、成績の良いものだけ販売を続け、数量限定(~本までいくら、以降値上げします、等)、アフィリエイトサイトでの売り込み(アフィリエイト会員になると分かります)などあの手この手で売れるうちに売る、といった商売が可能ですが、IB報酬はずっと使い続けてもらうしかないのです。そう言う意味でも、売り切りのEAよりは信頼できると私は考えております。そもそも我々はGINZO_Systemを入手するのにも、利用するのにも、一切金銭を要求されておりません。とても良心的であると私は思います。
但し、IB報酬で開設した口座の中には、通常の口座よりも手数料が不利な条件になっているものがありますので注意が必要です。例えば1lotあたり500円が通常口座の手数料だとすると、IB報酬口座は600円になっているといった具合です。事前に良く比較してから利用してください。IB報酬口座は運用を続ければ続けるほど大きく損をする事になりますので、EAが無料だからとか、その程度の事で利用してもあっと言う間に損の方が上回ります。
ちなみに昨年開設した銀蔵さん経由のTradeView口座の手数料は通常の口座と同じでした(以前からTradeViewに口座は持っていましたが、新たに開設しないと認証されないのかと思い、開設しました)。Axioryの方は何か不利になっていないかどうかは調べてません。AxioryはVDPが刺さっていたり、ストップ狩りや出金拒否など何かと悪い噂も聞きますので開設しても利用する必要はないと思います。GINZO_Systemは認証なんてしてませんので(今は分かりませんがしてないでしょう)、銀蔵氏に何かしら還元したいと思った場合は、TradeView口座の利用だけで構わないのではないでしょうか(私がどうこう言うべき事ではありませんが・・・)。
結論と致しましては、バックテストを偽っても仕方がない類のリリースの仕方をしていて、内部不正に意味が無い(全く無いわけではありませんが)為、EAについては過度に疑う必要はないのではないか、というのが私の見解です。と申し上げましたが、それでも、私もまだまだ疑っていたことがありますのでそれらの点につきましては次回。
※本記事はGINZO_Systemの利用を推奨するものではありません。また、 2019年7月1日現在、筆者はGINZO_Systemを既に稼働停止しております。