L01使い方の紹介・導入手順・設定マニュアル(Latest version : 1.140 2023.02.06) 本文へジャンプ
L01使い方の紹介・導入手順・設定マニュアル
【手っ取り早く使ってみたい方へ】
メニューの項目に「●」の入っているもの(三か所)のみ最初にご確認いただければ「固定ロット数」「固定SL」「固定TP」でその他一切余計な機能無しで「普通」にご利用いただけます。
※設定の前に「レート(価格)の入力に関する設定」の項目だけは目を通しておいてください。

コマンドはこちらです。

必ず、MT4に搭載されている「ストラテジーテスター」で機能の挙動の確認や取り扱いの練習を行っていただきました後に本番口座に臨んでいただきますようお願い致します。
→ ストラテジーテスターの使い方

多機能の為難解と思われます。遠慮なく製作者にお尋ねください。

【EAの設定項目の説明文につきまして】
EAの設定画面(「パラメーターの入力」画面)上の説明文には文字数の制限がありますので、こちらに記載している項目名や説明とは異なり簡潔なものとなっております。
EAの設定画面上では全て伝えきれませんので、こちらのマニュアルで詳細をご確認ください。


概要:使い方の紹介

こちらでは、基本的な操作方法による使い方の紹介をさせていただきます。
「マウスクリックによるワンタッチ機能」や、「操作パネル」につきましては、別項をご覧ください。


USDJPYの日足(D1)のチャートを例に、使い方を説明させていただきます。

こちらは2019年3月末(3月29日)の状態です。
フラッシュクラッシュの底辺から引いたラインが綺麗に通っているように見えますが、こちらのラインは今後しばらく活躍する事になります。

また上の方にも、事前に今後効くと分かっているピンク色の線を予め引いております。


上のラインに近づいてきました。

ではそろそろ上のピンク色のラインにコマンドを与えます。


トレンドラインをマウスの左ボタンでダブルクリックして動かしたりできる状態とし、マウスのカーソルをラインの上に合わせて右クリックして「Trendline プロパティ」を選択します。


「トレンドラインをダブルクリックして動かせる状態に」、とは、上の画面のようにライン上に白い四角いパーツが現れた状態を指します。ここをつまんで傾きを変えたり移動させたりできます。


こちらはトレンドラインのプロパティです。

「全般」タブの「説明」欄に、今回は反射をさせますので、「r_sell」を入力し、右下のOKボタンを押します。


トレンドラインの上にマウスカーソルを合わせて、「キーボードのSHIFTキー」を押しながら「マウスの左クリック」でも同様のコマンド埋め込みが可能です。
詳しくは「マウスクリックによるワンタッチ機能」をご覧ください。


するとコマンドをEAが認識し、上のラインの色が赤に変わりました。


同様に、もう一本のラインにも、「r_sell,2」(カンマに続いてコメントを入力できます。入れなくても構いません)を入力し、OKボタンを押します。




反射を待ち構えているラインが二つできました。

この時、画面の左上には交点のリストが表示されます。

それでは、時間を進めます。



↓拡大図

売り注文が二つ発動し、ラインが役割を終えたので色が白く変わりました。

画面には発注したコマンド名が分かるように文字列が埋め込まれますが、こちらは削除しても問題ありません(初期状態では表示しない設定となっております)。

こちら、損幅の設定は0.050円(5pips)となっております。実際はもう少し狭くても大丈夫でした。

それでは時間を進めます。








フラッシュクラッシュからのラインに近づいて参りました。

今度はフラッシュクラッシュからのラインに「買い」のコマンドを与えます。
今度は反射の買いですので、r_buy と入力します。
すると今度はラインの色が青に変わります。

時間を進めます。


乗りました。

結果論としてはここで売りポジションを利確すべきだったのですが、今回は利益確定の方法を「足末端トレーリング:2」で設定してあります。
これは、現在の足を含め過去2本(合計3本となります)の足の内最も遠い末端にSL(ストップの位置)を移動させるトレーリング(ストップの位置を徐々にずらす手法)です。

時間を進めます。


日付が変わり、売りポジションのSLの位置が一段下がりました。


その後結局、フラッシュクラッシュラインでの反発が強力であっと言う間にSLに引っかかってしまい、今回は微益に留まりました。








その後、上にあった二本のラインを突き抜けましたので今度はリターンムーブを狙います。

突き抜けた線に「r_buy」(反射買い)を仕掛けます。
こちらは最初に「r_sell」を仕掛けた線ですのでまだ「r_sell」が説明欄に入力されたままとなっています。
また、線の色は白くなったままですが、白は無効色でどんなコマンドを入力しても機能しませんので、色を適当に他のものに変更する必要があります。

すると二つのラインが青に変化します。


ここで、足末端トレーリングにより、SL位置がかなり上がりました。


ここで利益確定となりました。


ここで、フラッシュクラッシュラインにもr_buyを与えておきます。

現在三本のr_buy線が待ち構えています。


その後、大変惜しかったのですが、ライン二本はSLが0.05円(5pips)では足りず損切り、一番下のラインはほぼピッタリだったもののギリギリタッチせず戻って行ってしまいました。
(このようにほぼピッタリでタッチせず戻るものを捕える機能、「早乗り」機能が本EAには搭載されています)
こちらのケースでは、0.003円(0.3pips)だけ早乗り設定しておけば乗れたことになります。


その後少し伸びたもののすぐに失速して結局フラッシュクラッシュラインを下方向にブレイクしましたので、今度はリターンムーブを狙います。
画像は既にr_sellを入力済みでフラッシュクラッシュラインが赤くなっています。



するとブレイク翌日見事に乗ることに成功致しました。


その後足末端トレール:2で順調に利益を伸ばしています。


ここで、白くなったままの上のラインにr_sellを入力します。
白い矢印で指した赤いラインがそうです。


まず一回目のチャレンジですが、先日はギリギリ乗れませんでした。ギリギリって多いです。しかし今日こそは。


今日は乗りました。


そしてこの後、週を跨いで大きな窓が開き、しばらく下げ続けます。


強いトレンド時は足末端トレールが良く機能します。


ここで利益確定となりました。

今回のご案内では、反射のコマンドのみ利用致しましたが、ブレイクやドテン、リターンムーブやクローズ専用のラインも設置が可能です。
トレンドラインの他に水平ラインもご利用いただけますし、インジケーターの「移動平均線」や「ボリンジャーバンド」もご利用いただけます。
今回はTick動作でしたが、完成足判断も可能です。
また、他にも便利な機能が盛りだくさんです。

余談ですが、リアルトレードでは、個人的にはセンスが無く、他にもたくさんのラインを引き、外し、損失を積み上げ、しかし、利益の方が何とか上回る、といった感じとなっております。
決して今回ご案内をさせていただきましたように常に上手く行っているわけではありません。


コマンド一覧

「マウスクリックによるワンタッチ機能」や、「操作パネル」につきましては、別項をご覧ください。

ご利用いただけるラインは「トレンドライン」と「水平ライン」及び、「移動平均線」と「ボリンジャーバンド」です。
これらのうち「トレンドライン」と「水平ライン」につきましては、MT4の画面上のツールバーの中にあるこちらを選択してチャート上に設置を行います。


トレンドラインと水平ラインの「説明欄」に下記のコマンドを入力してください。(※「移動平均線」と「ボリンジャーバンド」につきましてはご利用いただくコマンド自体は同じですが、使い方が特殊な為、マニュアル内の各項目をご覧ください)
EAに認識されるとラインの色やスタイルが変化します。
また、一度発動されたラインは白くなり、以降白い間は機能致しません。
「説明欄」に埋め込むコマンド 説明
b_sell ブレイク売りします。
b_buy ブレイク買いします。
r_sell 反射売りします。
r_buy 反射買いします。
c_sell タッチで売りポジションをクローズします。
c_buy タッチで買いポジションをクローズします。
d_sell ドテンします。買いポジションをクローズし、売りポジションを持ちます。
(買いポジションが存在しない場合でも、売りポジションは発行されます)
d_buy ドテンします。売りポジションをクローズし、買いポジションを持ちます。
(売りポジションが存在しない場合でも、買いポジションは発行されます)
rm_b_sell リターンムーブ後、ブレイク売りします。
rm_b_buy リターンムーブ後、ブレイク買いします。
rm_r_sell リターンムーブ後、反射売りします。
rm_r_buy リターンムーブ後、反射買いします。
☆「r_buy,コメント」のようにカンマで区切ってコメントを埋め込む事が可能です。

※詳細な挙動はとてもややこしいものですので、細かいことが気になり出したらマニュアルを調べてみてください。



本ソフトウェアの導入手順


本ソフトウェアは、MT4(MetaTrader4)上で動くEA(ExpertAdviser)です。
従いまして、まずはご利用になっているFXのブローカーが提供しているMT4を入手していただく所からスタート致します。
MT4は各ブローカーさんが専用のものを用意しています。
入手方法やインストールにつきましては、各ブローカーさんが提供している情報をご覧ください。

なお、MT4未対応の業者さんもたくさんありますので、対応業者さん探しからという方もいらっしゃるのではないかと存じます。
また、MT4対応でもEAでの自動売買だけは不可、といった特殊な業者さんも稀にありますので注意が必要です。
キーワードと致しましては、「MT4対応」「EA(エキスパートアドバイザー)の運用が可能(MT4が使える時点で普通は可能)」といったものとなります。

ブローカー(業者さん)選びのポイントは他にもたくさんの要素が関係していますので簡単には申し上げられませんが、ストップレベルはゼロの方が取引はしやすいかと存じます。
(ストップレベル・・・現在レートから一定の範囲内にストップを置けない仕様のことです)
また、もし可能でしたら、発注の方法が「カウントダウン方式」では無いブローカーさんをお選びください。
(カウントダウン方式・・・発注と同時にSLとTPを設定できない方式です)



それでは、MT4のインストールまで終わったという前提で説明をさせていただきます。

まずは、MT4を起動してください。

そして、画面左上の「ファイル」→「データフォルダを開く」を押してください。




データフォルダが表示されますので、MQL4→Expertsの順にフォルダを開いてください。


このExpertsフォルダの中に、ダウンロードしていただきましたファイル「L01」(EX4ファイル)をコピーしてください。




次に、フォルダを一つ上に戻り、MQL4→Presetsフォルダに移動してください。


こちらに、ダウンロードしていただきましたファイル「L01_price_USDJPY用.set」と「L01_pips_USDJPY用.set」をコピーしてください。

これで下準備は完了です。

MT4を一旦閉じ、再起動させてください(MT4の再起動です。パソコンの再起動は必要ありません)。


MT4の画面の左上の「表示」→「ナビゲーター」を押してください。(キーボードのCtrl+Nでも開きます)


画面左側に現れた「ナビゲーター」ウインドウの中の、「エキスパートアドバイザー」の中に、L01 があります。

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※ここから先は、最初はデモ口座でお試しください。
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MT4の画面の上の方に、チャートを開く為のアイコンがありますので、そちらをクリックしていただき、出てきた一覧の中から「USDJPY」を押してください。


するとMT4上にUSDJPYのチャートが表示されます。


先ほどのL01を、このチャートにドラッグアンドドロップしてください。
(L01を左クリックしたまま動かしてチャートの上に持って行き、マウスの左ボタンを離してください)


するとL01の設定画面(「パラメーターの入力」画面が表示されます。



または、


レートに関する入力を、全てレートで行う場合は「L01_price_USDJPY用.set」を、全てpipsで行う場合は「L01_pips_USDJPY用.set」を読み込みます。

右下の「読み込み」ボタンからPresetsフォルダ内の「L01_price_USDJPY用.set」または「L01_pips_USDJPY用.set」を選択して右下の「開く」ボタンを押してください。

(設定をいじって何が何だか分からなくなった場合はこちらを読み込んで初期状態に戻すことが可能です)



L01の設定内容につきましては後ほど行っていただくとして、とりあえずパラメーターの入力画面右下の「OK」を押してください。


<ニコニコ>

または、

<困った顔>

するとチャートの右上に、丸い顔マークが現れます。















下の「困った顔」の場合は、MT4の設定でエキスパートアドバイザーの作動が許可されていない状態ですので、設定を行います。

MT4左上の「ツール」→「オプション」を押してください。

次に、「エキスパートアドバイザ」タブの中の「自動売買を許可する」「DLLの使用を許可する」にチェックを入れて、OKを押してください。
(L01はDLLを使用しませんが、EAの中には使用するものもありますので、ついでにチェックを入れておきましょう)

これでもまだ「困った顔」のままの場合は、「困った顔」をクリックし、「全般」タブ→「自動売買を許可する」「DLLの使用を許可する」にチェックを入れてOKを押してください。


認証が必要な形態でL01を入手なさいました場合は、口座番号のリセットなどが必要な場合があります。
GogoJungleの場合は、サイトにログイン後、「マイページ」→「利用する」→「ダウンロード商品」→「L01」→「口座番号のリセット」を押してください。
詳しくはこちらをご覧ください。



これで、L01の稼働準備は整いました。
後は、ロット数や資金に関する設定、ストップロスの幅、利益の幅等、各項目につきましてマニュアルを読みながら設定を行ってください。

そして、まずはストラテジーテスターやデモ口座で利用したい機能につきまして十分に挙動の確認及び練習を行っていただきました後に本番口座に移行していただきますようお願い申し上げます。

レート(価格)の入力に関する設定(*マークの付いている設定項目に影響します)


レート(価格)に関する設定の入力単位を「pips」または「決済通貨単位」から選択します。

pipsが分かり難い初心者さん用の機能です。こちらをtrueにすればpipsという単位を完全に排除できます。
但し、決済通貨単位となりますので、JPY(円)の場合はまだ良いのですが、USD(ドル)になると小数点以下が多過ぎて分かり難くなってしまいます。
差当たりUSDJPYしかやらない、とういう場合は良いかもしれません。作者も全レート設定派です。スッキリです。

*マークの付いている設定項目に影響します。初期値は全て 円単位となっておりますが、pipsに直した設定ファイルを添付しておりますのでpipsで入力される場合は最初にそちらを読み込んで利用を開始なさってください。

※注意事項※
為替以外のコモディティ(CFD)(貴金属や原油、株価指数等)のチャートをご利用の際は、必ず「true」でご利用ください。

CFDの場合は、為替とは異なり、pipsと言うものが、表示されているレートや小数点以下の桁数からどのように変換できるかといった決まったルールが定まっていないと思われます。

[メモ]
CFDは、チャートの仕様に表示されている「証拠金通貨」が、為替の場合とは異なりそのままレート(縦軸の単位)となります。
例)
SPAIN35Cashは「証拠金通貨」が「EUR」と表示されていますが、それがそのまま縦軸となります。
一方、為替の場合(例えばEURUSD)の「証拠金通貨:EUR」の場合の縦軸は「EUR」ではなく「USD」です。


【レート(価格)に関する設定を決済通貨単位で行う(pipsの完全排除)】
false: pips(ピップス、ピプス)で入力します。
ture: 決済通貨単位で入力します。

先頭に「*」マークの付いている設定項目が対象です。

・「決済通貨」とは、USDJPYの場合はJPYですので円となります。0.01円=1pipsです。
EURUSDの場合はUSDが決済通貨ですので、ドルとなります。0.0001ドル=1pipsです。

分かりやすい方をご利用ください。


マジックナンバーの設定


マジックナンバーは、そのポジションをどこの誰が発注したのか判別できるように付与されている番号です。

普段手動でポジションを取った場合は0番が付与されています。

【マジックナンバー】
他にもEAを動かす場合は異なる番号を入力してください。

入力できる数字は10桁までです。

※11桁以上入力すると勝手に変えられてしまいます。
(設定を閉じて開くと知らない数字に置き換わっています)


SL(ストップロス)(損失・損幅)に関する設定


発注する際の損幅についての設定を行います。

自動的に損幅を決定する機能もあります。

※注意事項(SL/TP位置の正確性について)※
本EAは、初期状態では発注と同時にSL/TPを発行する為、「実際の注文価格」から「SL」「TP」までの距離が、予め設定しておいたものとは異なることがあります。これは注文が滑るためです。
【カウントダウン方式に対応】が「true」の場合は、発注された価格からの距離でSL/TPを設置致しますが、ずれた注文価格からの距離でSL/TPを設置する為、今度は事前に意図したSL/TPの位置からのズレが大きくなってしまう事があります。
【カウントダウン方式に対応】は、SL/TPの位置を優先する場合は「false」(初期状態)のままご利用ください。
【カウントダウン方式に対応】を「true」にした場合は、致命的な「SL位置突き抜け事故」が発生する可能性がありますので、御勧め致しません。


[1]【固定SL/自動計算切り替え】
false: 固定SL幅を使用します。
true: SL自動機能を利用します。

(●1)*[2]【固定SL(ストップロス)幅】
0.1円(10pips)の場合は、0.1と入力。(USDJPYやEURJPY等の、決済通貨がJPYの場合)
0.001ドル(10pips)の場合は、0.001ドルと入力してください。(EURUSD、GBPUSD等の、決済通貨がUSDの場合)

0でSLの発行を行いません。

【SL自動機能】
0: この機能を使いません。「固定SL/自動計算切り替え」がtrueであっても、「固定SL」を使用します。
例)
10: 現在のローソク足を含み、過去10本の足の中で最も遠い所を損の位置として使用。(こちらはトレーリングの事ではありません。初期のSL位置です)


赤いラインが「b_sell(ブレイク売り)」です。

こちらは「完成足動作モード」の為、1番が完成して0番に移ってから、エントリーが行われています。
そして、現在の足を0番として、過去10本の足の末端のうち最も遠い2番が採用され、更に、下記の設定【SL自動:上乗せ[%]】が5の為、SL幅の5%分離れた箇所がSL位置となっています。

※「完成足動作モード」ではなく「Tick動作モード」の場合に、「反射」させる場合は、発注を行った現在位置が最安値または最高値となっている事も多いかと存じますので、そういった場合は即クローズ(SLに引っかかる)されてしまいますのでご注意ください。

【SL自動:上乗せ[%]】
「SL自動機能」を利用する際、ローソク足の末端ぴったりではなく、少し離した所にSLを置きたい場合に、0以外の数字を入力します。
例)
0: ローソク足の末端ぴったりとなります。
5: 自動的に決まったSL幅の5%分を上乗せする事によってSLの位置をローソク足の末端から更に遠くに設定します。
ローソク足の末端とぴったり同じ位置ではギリギリ耐えられたのに損切りしてしまった、と言う事がありますのでこのような機能があります。

*【SL自動:上乗せ】
更に絶対値を上乗せします。
例)
0.005: 0.005円(0.5pips)を更に上乗せ。

*【SLの最小値】
例)
0.005: 0.005円未満のSL時は、0.005円に合わせるか、発注を無効化します。

※【固定SL/自動計算切り替え】が「false」の場合(固定SL時)、本機能は働きません。

【SLの最小値に合わせるか、発注を無効とするか】
false: 【SLの最小値】に合わせます。
true: 発注を無効化します。

*【SLの最大値】
例)
0.050: 0.050円超のSL時は、0.050円に合わせるか、発注を無効化します。

※【固定SL/自動計算切り替え】が「false」の場合(固定SL時)、本機能は働きません。

【SLの最大値に合わせるか、発注を無効とするか】
false: 【SLの最大値】に合わせます。
true: 発注を無効化します。

【SL自動機能:ZigZag頂点】
false: 利用しない
true: 利用する

「true」の場合、【SL自動機能】の内容が「ローソク足形式」から「ZigZag形式」に置き換わります。

【SL自動:上乗せ[%]】【SL自動:上乗せ】【SLの最小値】【SLの最小値に合わせるか、発注を無効とするか】【SLの最大値】【SLの最大値に合わせるか、発注を無効とするか】はこちらにも適用されます。

【ZigZagの番号】
「ZigZagマネージャー」で設定したZigZagの番号を指定します。

【ZigZag頂点指定】
SL位置としてZigZagの頂点を指定します。

[ 入力値とその対応 ](下図を参照)
入力値 場所 sellの場合 buyの場合
1 一つ前の頂点(最新の頂点) up2 down3
2 二つ前の頂点 up1 down2
3 三つ前の頂点 up0 down1
4 四つ前の頂点 up0 down0
0 基点 up0 down0
※存在しない場合は、「0: 基点」となります。



[メモ]
お気付きの方もおられるかと存じますが、L01のZigZagマネージャーは、最新のZigZagの頂点を無視します。
これは、最新のZigZagの頂点が再描画されやすい為です(フラフラ動いています)。
その為、エントリー位置によっては、SLの位置に矛盾が生じるため、SLの位置としてZigZagの頂点を利用できない事があります。
例えば、現在レートが上図で「up 2」よりも上にある場合に、入力値「1」(つまり「up 2」をSL位置として指定)にて「売り」ポジションを発注する場合です(SLの位置が現在レートよりも下になってしまいます)。
実際のZigZagインジケーターでは当然、もう一本の線分が「down 3」から「up 2」よりも上に描画されている状態ではありますが、L01では最新の頂点の為、無視している状態です。
従いまして、このような矛盾が生じた場合、L01内部では、チャートの一番右から、「up 2」までのローソク足の中で最も高いレートをSLの位置として採用しております。
「ZigZagの最新の頂点」を、この場合だけは特別に利用していることになります。



TP(テイクプロフィット)(利益・利幅)に関する設定


発注する際の利幅についての設定を行います。

SL幅の等倍にする機能や、SL金額の等倍にする機能があります。

(●2)*【固定TP(利益)幅】
1円(100pips)なら1と入力。0.01ドル(100pips)なら0.01と入力。

「0」でTPの発行を行いません。
但し、【TP自動機能】が「0」以外の場合は先方の設定に従います。

[3]【TP自動機能】
0: この機能を使いません。
例)
1.0: SL幅x1.0がTP幅となります。この幅は、注文価格(実際には少し滑ります)からの幅となります。
例えば、損幅1円の設定で、チャート上のレートが100円の時に買った場合は、損切りする位置は99円、利益確定する位置は101円となります。
(実際の注文価格は滑ることがあります。その許容範囲を【許容スリッページ】の項目で設定します)

MT4に表示されているチャートはBid値(売値)を表しています。その時のAsk値(買値)はスプレッド分少し上にずれたものとなります。
≪Ask値の表示のさせ方≫
MT4の任意のチャート上でキーボードのF8→「全般」タブ→右下の方の「Askのラインを表示」にチェックを入れてください。


するとこのように通常のレート(Bid値)の上に、もう一本Ask値が表示されます。

このBid値とAsk値の差をスプレッドと言い、その幅はブローカーによって異なります。この幅は朝や経済指標発表時に拡大します。
この画像ではBid値が110.176円、Ask値が110.178円ですので、スプレッドは0.002円(0.2pips、2ポイント)となります。
※時間足が大きいとスケール上、Bid値と重なってAskのラインが見えない事があります。そういった場合は一分足(M1)画面でご確認ください。


【TP自動機能:SLと同じ幅ではなく同じ金額の等倍にする】
false: この機能を使わない。
true: 幅(レート差)ではなく金額が等倍になるように設定します。

FXブローカーによってはCommission(1lotあたりの手数料)が徴収されます。
そういった場合は、TP幅をSL幅と同じにしても、利益と損失は同じにはなりません。
損失と利益を同じにしたい場合は本機能をご利用ください。
この場合は、手数料の分、「利益確定する位置までの距離 > 損切りする位置までの距離」となります。
なお、実際の注文価格は滑りますので、全く同じ金額にはならないことがあります。
(※カウントダウン方式対応モードの場合は、発注後にSLとTPが発行されますので滑りの影響は無くなりますが、通常モードでは発注後にSLとTPを改めて微調整するといったことは行っておりません)


スリッページ(滑り)、スプレッドの許容範囲の設定


発注時の条件を設定します。

※注意事項※
為替以外のコモディティ(CFD)(貴金属や原油、株価指数等)のチャートをご利用の際は、こちらをご覧ください。


*【許容スリッページ】
発注を行う際、実際にはサーバーとのやり取りにおいてこちらが提示した価格通りに受付がなされるとは限りません。
その場合に、どれくらいまで価格がずれても(滑っても)良いのかということで指定するのが本値です。

0.005円(0.5pips)までなら、0.005と入力。0.00005ドル(0.5pips)までなら、0.00005と入力してください。
どれくらい滑るか(滑りやすいか)はブローカーによって異なります。
あまり小さい値を設定すると発注がなかなか通らないと言ったことが予想されます。
参考までに、作者は0.005円の設定で現状問題は感じておりません。

このスリッページは、大きく設定すればするほどそれだけ滑りやすくなる、といったブローカーが実在致します。実際に実験を繰り返し確かめた、という方からお話を伺いました。
「それだけ滑っても良いのなら滑らせておこう(もちろん不利な方向に)」と言うわけです。
また、ブローカーによっては成績優秀者がある時期を境にとたんに滑り出すと言う事があるそうです(ネットでそういった体験記事を拝見する事があります)。
MT4のサーバーとユーザーの間にはVDPというプログラムを介在させることが可能なのですが、こちらが成績を落とす為の調整を行なっているとの事。
こういったことは所謂「呑んでいる」ブローカー(ユーザーが勝つほどに損をしてしまうブローカー)で生じます。

*【許容スリッページ(クローズ用)】
こちらはポジションを閉じる(決済する)場合に用いる特別なスリッページです。
決済時は発注時ほどの厳しさは必要無いのではないかと言う事で、別に設定できるようにしてみました。

*【許容スプレッド】
こちらもレートで指定してください。
0.010円(1pips)までなら、0.010と入力。0.0001(1pips)ドルまでなら、0.0001と入力。
スプレッドが設定した値を越えている場合、新規の発注を行いません。
経済指標時や朝はかなり広がりますので、そういった時でもエントリーしたいかどうかで決定してください。
ご利用になっているFXブローカーがどれくらいのスプレッドなのかは、spread_recorder で計測が可能です。
公表されている数値はあまりあてにはなりません。

[ spread_recorder について ]
ネット上に既に情報がたくさんありますので、こちらでは簡単に説明をさせていただきます。
  1. MT4の左上の「ファイル」→「データフォルダを開く」
  2. MQL4→Indicatorsの中にダウンロードした「spread_recorder(.mq4)」をコピー。
  3. MT4を再起動
  4. Ctrl+N
  5. 画面左にナビゲーターが出ますので、その中の「インディケータ」の中にあるspread_recorderを計測したい通貨ペアのチャートにドラッグアンドドロップする。
  6. しばらく放置する。
  7. MT4を閉じたり、時間足を変更したりすると記録が全て消えてしまいますのでご注意ください。

    [ 画面のイメージ ]

    赤・・・最大値
    青・・・最小値
    緑・・・平均値
    日付の更新時や週明けにスプレッドが広がっていることが分かります。

※「許容スプレッド」を越えている場合のエラーメッセージにつきまして。
「取引停止・クローズ機能」が有効になっている場合は、指定された時間帯中ずっと監視を行い、条件を満たしたポジションがあればクローズを試みます。
その為、許容スプレッドを越えている状況では、常にエラーメッセージが表示されてしまいますので、それを避けるため、「取引停止・クローズ機能」による試行が行われる場合に限り、許容スプレッドを越えた旨のエラーメッセージを表示しない仕様となっております。



発注、クローズ時のArrow(矢印)やテキストの色の設定


こちらはデフォルト(初期設定)状態で使いにくいと感じた場合に変更してみてください。

【発注時コメント欄に表示される文字列】
発注済みのポジションのコメント欄に、「こちらに設定した文字列 + トレンドラインや水平ラインに設置したコマンド」が表示されます。
例)(コマンド「r_buy」で発注された場合)
L01: コメント欄に「L01 r_buy」と表示されます。


高度な設定


発注時の細かい挙動を細かく設定できます(特に完成足動作時の挙動)。

発注と同時にSLとTPを設定できないFXブローカー(カウントダウン方式)が存在します。その場合はこちらで対応が可能です。

再発注時のレートの現在位置確認につきましては、お好みで設定してください。機会を優先するか、損の位置をきちんと設定する事を優先するかで異なります。

【再試行回数】
「スプレッド待機」・・・現在のスプレッドが、「許容スプレッド」よりも大きい場合
「発注エラー」・・・何らかの原因で発注が通らなかった場合

上記いずれかに該当した場合に、再試行する回数を指定ます。

例)
10: 初回失敗後に、あと9回試行を行います。

【ウエイト】
「再試行」時に待つ時間をミリ秒で指定します。

例)
200: 0.2秒待ってから、再度最初から処理をやり直します。


【ブレイク時、終値と現在値の抜け確認(Tick動作時は再発注時のみ現在値を確認)】
false: 問わない。
true: ブレイク判定時の、終値や現在値の条件を設定します。
  • 「完成足動作時」・・・ブレイク判定時に「終値」と「現在値」について「ラインと同じか抜けている」事を条件とします。
  • 「Tick動作時」・・・ブレイク判定時には無関係ですが、発注に失敗した後に再発注する際に「現在値」について「ラインと同じか抜けている」事を条件とします。


    「完成足動作時」の「抜けている」の状態です。

【ブレイク時、終値と現在値の戻し確認(Tick動作時は再発注時のみ現在値を確認)】
false: 問わない。
true: ブレイク判定時の、終値や現在値の条件を設定します。
  • 「完成足動作時」・・・ブレイク判定時に「終値」と「現在値」について「ラインと同じか戻している」事を条件とします。
  • 「Tick動作時」・・・ブレイク判定時には無関係ですが、発注に失敗した後に再発注する際に「現在値」について「ラインと同じか戻している」事を条件とします。


    「完成足動作時」の「戻している」の状態です。
    こちらはあまり需要は無いかもしれません。

【反射時、終値と現在値の抜け確認(Tick動作時は再発注時のみ現在値を確認)】
false: 問わない。
true: 反射判定時の、終値や現在値の条件を設定します。
  • 「完成足動作時」・・・反射判定時に「終値」と「現在値」について「ラインと同じか抜けている」事を条件とします。
  • 「Tick動作時」・・・反射判定時には無関係ですが、発注に失敗した後に再発注する際に「現在値」について「ラインと同じか抜けている」事を条件とします。


    「完成足動作時」の「抜けている」の状態です。

【反射時、終値と現在値の戻し確認(Tick動作時は再発注時のみ現在値を確認)】
false: 問わない。
true: 反射判定時の、終値や現在値の条件を設定します。
  • 「完成足動作時」・・・反射判定時に「終値」と「現在値」について「ラインと同じか戻している」事を条件とします。
  • 「Tick動作時」・・・反射判定時には無関係ですが、発注に失敗した後に再発注する際に「現在値」について「ラインと同じか戻している」事を条件とします。


    「完成足動作時」の「戻している」の状態です。
    一般的にはこちらが普通だと思います。

【再発注時にレートの現在位置を再確認するかどうか(Tick動作時)】
false: 確認しない。とにかくエントリーする。
true: 確認する。

Tick動作時は、反射時、ラインにタッチしてエントリーしますが、通常、少し突き抜けた場所か、もしくは、そこからスリッページ分滑った場所でエントリーする事になります。
所が、サーバーとの通信エラーや滑り過ぎ、その他の要因で発注が失敗した場合に、改めて発注しようとした段階で既に現在のレートが動いてしまっていることがあります。
この「動いてしまった現在レート」の位置を改めて確認する機能となります。
条件は上記の四つとなります。

完成足動作時は、本設定に関わらず常に上記の四つの条件の内trueになっているものを、「完成足の終値」と「現在レート」いずれもが満たしているかどうかを確認しています。

レートが激しく動いている場合はかなりずれてしまう事が考えられますが、一度条件を満たしたらとにかくエントリーしたい、という場合はfalseにしてください。

【カウントダウン方式に対応】
一部のFXブローカーは発注と同時にSLとTPを設定できません(カウントダウン方式)。
その為、次のような段取りでの発注となります。
  1. まず発注のみを行う。
  2. その後、時間を置いてSLとTPを設定します。
    200ミリ秒間隔で複数回試行します。

※※※注意事項※※※
カウントダウン方式の場合は、SLとTPを設定せずにまずは発注のみを行います。
従いまして、経済指標の発表直後など、レートが暴れている場合に、発注だけを行った後、SLを設定しようとした時点で本来SLを設定したかったレートをチャートが突き抜けてしまっているといった事態が生じる可能性があります。
(作者は昔、市販の裁量補助ツールを利用していて何度か同様の事故を経験しております)
この場合、本来のSLの設定がなされません。
こういった事故はSLが浅め(0.020円くらいではまだ浅いです。どれくらいで十分、といった基準はありません)の時に割と良く起こります。
事故を防ぐには浅すぎないSLとするか、もしくは、スプレッドやスリッページの設定できちんと管理する(経済指標時はスプレッドが広がりますのでそれで大体防げると思われます)といった方法がありますが、後からSLを設定する以上、完璧ではありません。

そこで、SL未設定の注文を、その発注時刻から、設定した時間が経過した時点で強制的にクローズする機能(【SLを持たないポジションの許容生存時間】)が本EAには搭載されています。

<カウントダウン方式かどうかの見分け方>
ブローカーさんが提示していると思われますが、MT4では、次のようにしてご確認いただけます。
(※デモ口座ではSLとTPを同時発注できるのに本番口座では出来ないといったブローカーもあります)

まず、新規注文の画面を開きます。


次に、「注文種別」に何と表示されているかを確認してください。


こちらが「成行注文(InstantExcution)」の場合はカウントダウン方式ではありません。
一方こちらに「カウントダウン」と表示されている場合はカウントダウン方式です。


【SLを持たないポジションの許容生存時間】
例)
3: SL未設定の注文が発注後3秒以上経過した時点でTickを受信したタイミングで強制的にクローズします。

【手動のポジションも管理】がtrue(有効)の場合、手動のポジションもSLを設定しない限りは強制的に閉じられてしまいますのでご注意ください。

【反射buy時にラインタッチ判定レートをAskとする】
false: Bid(売値:チャートの見たままとなります)を利用。作者は、ライントレードにおいては、こちらで仕方がないといった考え方です。
true: Ask(買値:チャートの見た目よりも上にスプレッド分ずれたレートですので、反射の判定までによりラインの突き抜けが必要です)を利用。

「ラインにタッチしたら反射買いだ」と思っていても、いざエントリーするとなんだかラインよりかなり離れた、内側の位置で買っている。
これはスプレッドが原因です。
このずれを無くそうという機能がこちらです。
但し、ライントレードにおいては、チャートがラインにタッチしたら、というタイミングなのに、スプレッド分突き抜けないとエントリーにならない為、ジレンマがあります。


このようなシーンにおいて、ラインにタッチして実際に「買い」を入れる場所は、下の「Bid(売り)レート」ではなく上の「Ask(買い)レート」となります。


こちらは買いエントリーが入った直後(少しレート(AskとBidのライン)が上に戻していますが)の画面ですが、このように、通常はラインにローソク足がタッチした位置よりもスプレッド分高い位置で「買い」が入ります。

これを、元々上に通っている赤いAskのレートが反射ラインにタッチするまで待たせたい場合に、本機能をtrueとします。
この場合は、よりラインを突き抜けなければならず、乗れないシーンも多くなってくると思われます(上の例でもAskとBidの差ほどはラインを下に突き抜けていませんので乗れていません)。

【クローズTPセット】
false: 使わない
true: 使う

ドテンやクローズコマンドが観測されるポイントに予めTPをセットする機能です。

こちらは、クローズ失敗(OrderClose())対策です。再試行は行っていますがそれでも失敗する事があります。
本来のOrderClose()処理に加え、予めTPを設置する事によって、まずクローズに失敗する事は無いと思われます。


予めTPが設定されていても、ドテンやクローズを観測した時点でそちらに変更されてしまいますのでご注意ください。
その為、発注時にTPを指定する手法ではご利用いただけません。


TPの設置は、Autoモードの【互換モード】のタイミングに従います。
「false」の場合、例えばAutoモードの【ラインの再設置タイミング】が「c」の場合は、次のローソク足の生成までTPは設置されません。

※SellポジションのTP位置は、【反射buy時にラインタッチ判定レートをAskとする】がfalse(Bidで判断)の場合は、現在のスプレッド分を交点に上乗せしたレートがTPとなります。

【クローズTP未観測時クリア】
false: 使わない
true: 使う

【クローズTPセット】使用中に、セットすべきTPが見当たらない場合に、TPをクリアするかどうかを設定します。
TPをそのままにしておきたい場合は「false」、TPをキャンセルしたい場合は「true」にしてください。

【クローズTPセット(modify)時のArrow(横線)の色】
【クローズTPセット】にてTPがセットされた際、チャート上に設置される横線の色を指定します。

例)clrSkyBlue

【レート取得用の通貨ペア名を指定】
false: 自動
true: 指定する

株価指数やコモディティは、通常の為替とは異なるチャート名の為、レート変換用通貨ペアの取得を自動で行う事ができません。
その為、手動で指定する必要がありますので、こちらを true にして、【レート取得用の通貨ペア名】と【レート取得用の通貨ペア名の基軸側か、決済通貨側か】を設定してください。

※なぜ「レート変換用通貨ペア」が必要か※
「レート変換用通貨ペア」は、複利計算を行う際に参照されます。
もしこちらの通貨ペアが存在しない、あるいは取得に失敗した場合は、複利は「シンプル複利モード」以外利用不可となります。


取得状況は、MT4の「エキスパート」タブでご確認ください。
下図は取得時の表示例です。(時系列は下から上です)



L01を適用したチャート:USDCAD
証拠金通貨:JPY
【レート取得用の通貨ペア名】:CADJPY
【レート取得用の通貨ペア名の基軸側か、決済通貨側か】:1

詳しくは各設定項目をご覧ください。


ブローカー(XM等)によっては、土日にマーケット情報が参照できませんので、その時点では「レート取得用の通貨ペア」の存在確認ができません。
週明けに自動的に修正されます。
週明けにサーバーが動き出した後、EAの設定を開いて「OK」を押すと、「エキスパート」タブでご確認いただけます。

【レート取得用の通貨ペア名】
L01を適用するチャートの決済通貨(USDCADならCAD)を、例えば証拠金通貨がJPYである場合に、CAD→JPY(またはJPY→CAD)に変換するための通貨ペアを指定します。
これはそのブローカーに存在する通貨ペアである必要があります。

例)
チャート:USDCAD
証拠金通貨:JPY

この場合は、CADをJPYに変換するための通貨ペア、CADJPYもしくは、JPYCADが必要です。

通常、JPYCADは存在せず、CADJPYです。その為、こちらには、「CADJPY」と入力します。


実際は、「USDCAD」でしたら、L01の方で自動的に「CADJPY」を取得してくれますので、こちらで手動指定する必要はありません。

例えば、XMの株価指数S&P500のチャート名は「US500Cash」ですが、こちらの決済通貨は「USD」です。
その為、証拠金通貨がJPYの場合は、複利計算やその他の機能でUSD→JPY(またはJPY→USD)変換用の通貨ペアが必要となりますので、USDJPYもしくはJPYUSDを指定する事になります。
(US500Cashは変換用通貨ペアを自動取得できません。その為、こちらの機能が必要となります)

※注意※
通貨ペア名は、ご利用になっているブローカーの文字列をそのまま入力してください。
ほとんどのブローカーでは、ドル円の場合は「USDJPY」ですが、「USDJPY***」のように、後ろに何らかの文字列が付与されている事があります。


[メモ]
実際、「US500Cash」では、決済通貨としては「USD」がサーバーから通知されます。
しかし、そのUSDを証拠金通貨(JPY)に変換するための通貨ペアを取得するための自動シンボル生成機能が、正常に働かないのです。
働かない原因は、シンボルが「xxxyyyzzz」形式ではない為です。xが3文字、yが3文字というルールを逸脱しています。
その為、こういった手動で指定する機能が必要となります。

【レート取得用の通貨ペア名の基軸側か、決済通貨側か】
0: 基軸通貨側
1: 決済通貨側

証拠金通貨が【レート取得用の通貨ペア名】で指定した通貨ペアの「基軸通貨側」の場合は0を、「決済通貨側」の場合は1を入力します。

上の例では、「1」となります。
(もし、「JPYCAD」だった場合は、「0」を入力します)

【エキスパートタブにデバッグ情報を表示する】
false: 最低限の表示
true: デバッグ用の表示

「true」にすると、MT4の「エキスパート」タブに表示されるL01からのメッセージが少し詳しくなります。

※バックテスト時は高速化の為「false」にてご利用ください。



通常のクローズ実行時にその時のTP幅による条件を付与(【取引停止・クローズ機能】発動時は無効)


ラインにタッチ(c_sell/c_buyやd_sell/d_buy)、あるいは【時刻利確機能】でポジションをクローズ(決済)する場合に、その時の利幅によってクローズを制限します。

※【取引停止・クローズ機能】発動時はこちらの条件は無効となります。

※ポジション自体に設定されたTP(チャート上にTPのラインが表示されているもの)には抗えません(本機能の対象外です)のでご注意ください。

【クローズ時の最小TP/最大TPを設定】
false: この機能を使わない。
true: この機能を使う。

*【クローズ時の最低TP】
例)
0.10: 0.10(円)以上の利益が出ていないポジションは閉じない。(利益が小さすぎる)

*【クローズ時の最大TP】
例)
0.50: 0.50(円)以上の利益が出ているポジションは閉じない。(様子を見たい)

特にもっと伸ばすといった事をしない場合は、こちらを大きな値にしておいてください。10.0(円)など。

☆こちらの機能は、例えば、ドテン(反射とクローズを同時に行う事)のラインをたくさん引いたとして、利益が一定以上出ている場合のみクローズして欲しいといった場合に利用致します。



ラインコマンドの特殊機能


通常のラインコマンドに特殊な機能を持たせます。

【r_sell/r_buy(反射)をd_sell/d_buy(ドテン)と見なす機能】
false: この機能を使わない。
ture: r_sell及びr_buyは単なる反射エントリーしか行いませんが、こちらを全て、ドテン(d_sell/d_buy)(クローズも行う)と見なします。

作者は反射を利用する事が多いため、ラインはほとんどr_sell/r_buyとなっていますが、利確用のライン(c_sell/c_buy)や画面を別に用意するのが面倒なため、作った機能です。

【r_sell/r_buy(反射)をb_sell/b_buy(ブレイク)と見なす機能】
false: この機能を使わない。
true: r_sell/r_buyを、b_sell/b_buyと見なします。

こちらの機能は、一度ラインを勢いよく突き抜けて、戻って来たところでエントリーさせてみてはどうか?と思い作った機能です。
実際は、「Tick動作モード」の場合はライン付近で行ったり来たりするのが普通ですので明確な効果は無いように感じました。
一方、「完成足動作モード」の場合は「一度抜けて足が完成し、その次の足で戻して足が完成した場合にエントリーさせたい」という場合に使えます(そういったものに優位性があるのかどうかは分かりません)。

【c_sell/c_buy(クローズ)を同時発行する機能】
false: この機能を使わない。
true: 片方のコマンドだけでもう一方のコマンドを同時に発行する機能です。


こちらの機能は、c_sell と c_buy を同時に発行する機能です。
例えば、このラインにレートが上から下にタッチあるいは突き抜けた場合は、c_buy のみが発動し、このラインは役割を終えて無効化されます。
逆に、レートが下から上にタッチあるいは突き抜けた場合は、c_sell のみが発動し、このラインは役割を終えて無効化されます。
c_sell と c_buy が同時に発動する機能ではありません。

【d_sell/d_buy(ドテン)を同時発行する機能】
false: この機能を使わない。
true: 片方のコマンドだけでもう一方のコマンドを同時に発行する機能です。


こちらの機能は、d_sell と d_buy を同時に発行する機能です。
例えば、このラインにレートが上から下にタッチあるいは突き抜けた場合は、d_buy のみが発動し、このラインは役割を終えて無効化されます。
逆に、レートが下から上にタッチあるいは突き抜けた場合は、d_sell のみが発動し、このラインは役割を終えて無効化されます。
d_sell と d_buy が同時に発動する機能ではありません。



ポジション管理設定


手動のポジションを一緒に管理するかどうかの選択と、最大ポジション数、両建ての可否を設定します。

【手動のポジションも管理】
false: この機能を使わない。
true: 手動でエントリーしたポジションも一緒に管理する(トレール、クローズなど)。

【マジックナンバーが本EA未満のポジションをクローズ対象に含める】
false: 含めない
true: 含める

何らかのクローズタイミングで、マジックナンバーが本EA未満のポジションを全て巻き込んでクローズしてしまう機能です。


より上位の時間足のドテンポイントやクローズポイントで、下位の時間足のポジションを一緒に決済してしまいたい場合等でご利用ください。
(下位の時間足のEAのマジックナンバーが、上位の時間足のEA(本EA)のマジックナンバー未満である必要があります)

※手動のポジション(マジックナンバーが0)は、本機能の対象ではありません。

【最大ポジション数Sell】
例)
1: Sell(売り)ポジションは最大で1つまでに制限されます。

【最大ポジション数Buy】
例)
1: Buy(買い)ポジションは最大で1つまでに制限されます。

【両建ての可/不可】
false: 不可(両建て不可)
true: 可(両建てOK)

【両建て不可でもSell/Buy優先】
false: 通常
true: 「両建て不可: true」の影響を受けません。

【Bar一本につきエントリー1回制限】
false: 制限しない
true: 制限する

Bar(ローソク足)一本につき一回しかポジションを発行しなくなります。
sell/buy個別に判断されますので、同一Bar内でのsell一回、buy一回のエントリーは可能です。



【新規発注制御機能】【レート差】


二番目以降のポジションを持つ場合に、現在のレートが、既存の最外縁ポジションの注文価格から設定したレート幅圏内にある場合に発注を制限する機能です。

【新規発注制御機能】【レート差】
false: 使わない
true: 使う

※「true」の場合は、いずれかの設定された条件を満たした場合を除いて、新規のエントリーを行なわなくなります。

*【既存最外縁レートからのマイナス幅による新規発注許可】
例)
1.0: 現在レート(BidまたはAsk)から「最も外側にある、既存のポジションの発注価格」までの差が、1.0(円)未満の場合、新規発注を行いません。

【↑「ライン等間隔モードの間隔」を参照】
false: 参照しない
ture: 参照する

【ライン等間隔モードの間隔】【↑割る値】で割った値を、【既存最外縁レートからのマイナス幅による新規発注許可】の値として参照します。
但し、【フローティング(上下共通):本数自動モード】がONの場合は、自動計算の値を【↑割る値】で割った値を参照します。
この場合であっても、自動計算の結果、ラインの本数が「0」となった場合は、【ライン等間隔モードの間隔】の値を【↑割る値】で割った値を参照します。

【↑その番号(1-3)】
【ライン等間隔モードの間隔】は3種類ありますので、その内どの値を採用するのかを、1-3いずれかの番号で指定します。

【↑割る値】
例)2: 通常、ライン間隔の1/2が妥当ですので、「2」を設定します。

【既存最外縁レートからのマイナス幅による新規発注許可(パーセント版)】
パーセント指定版です。
幅は、現在レートから下記の計算式で求められます。

現在のBidまたはAsk値 x 値[%] / 100

例)
0: パーセント版は使わない(絶対値の方を使用)
10: 現在レートの10%を値として使用。

USDJPY: 100円
本設定値: 10[%]
→ 100円 x 10[%] / 100 = 10円

【全ポジションからの絶対幅で判断:対象Sell】
【全ポジションからの絶対幅で判断:対象Buy】
false: 使わない
true: 使う

既存の全ポジションからの幅が【既存最外縁レートからのマイナス幅による新規発注許可】で設定した幅未満の場合に新規の発注を行いません。


こちらはSellポジションとBuyポジションで個別に判断されます。
例えば、既存のSellポジションは、新規のBuyポジションの発行には影響を及ぼしません。新規のBuyポジションの発行に影響を及ぼすのは、既存のBuyポジションだけです。

[メモ]
こちらは、「最外縁」は無関係です。
全てのポジションからの距離の絶対値を用いて判断を行っています。
従いまして、「最外縁」よりは緩い条件となります(全ての既存ポジションからの絶対距離が基準以上であれば新規発注可)。

【平均取得価格からのプラス幅による新規発注許可】
false: 不可
true: 可

「true」の場合は、現在の平均取得価格(ロット数は考慮に入りません)から【既存最外縁レートからのマイナス幅による新規発注許可】で設定した幅以上離れている場合に新規のエントリーを許可します。

※こちらの機能は、【全ポジションからの絶対幅で判断:対象Sell】または【全ポジションからの絶対幅で判断:対象Buy】が「true」の場合は機能致しません。

【例外】【【SL】の条件が満たされている場合は制限しない】
false: 使わない
true: 使う

【新規発注制御機能】【SL】の方の条件をクリアしている場合は、こちらの条件をクリアしていなくても、発注を許可する機能です。

[メモ1]
こちらは飽くまで、「全体判断」を行っているフラグ同士の論理和(OR)(いずれか一方さえ条件を満たしていれば良い)です。
一つでも【新規発注制御機能】【SL】の方の条件を満たしてない既存ポジションがあれば、先方の条件自体は満たされていませんので、例外は適用できず、後は自分自身 (【新規発注制御機能】【レート差】)の条件を満たすかどうかで判断されます。

[メモ2]
こちらは【新規発注制御機能】【SL】の方が「false(使わない)」となっていても機能します。内部的には常に動いています。

【例外・個別】
false: 使わない
true: 使う

上記の【例外】【【SL】の条件が満たされている場合は制限しない】を、ポジション個別に適用する事によって、条件をクリアしているポジションについては、【新規発注制御機能】【レート差】のチェックの対象外とする機能です。

[メモ1]
【新規発注制御機能】には、下記の二種類が存在します。
■【レート差】
■【SL】
いずれも、「全体判断」のフラグです。
両者は、一つでも条件を満たさない既存ポジションが存在する場合は、新規発注の為の条件を満たしていないと判断されます。
その「既存ポジション」を「個別に調査」する際に、【レート差】または【SL】いずれかの条件を満たしていればOKとする為の機能となります。
最終的には全体判断されますが、その個別要素が条件を満たしやすくなるということになります。

[メモ2]
こちらは上記の【例外】【【SL】の条件が満たされている場合は制限しない】が「false」でも機能します。
上記の【例外】【【SL】の条件が満たされている場合は制限しない】は、「全体判断同士の最終的な論理和の話」です。
一方こちらは、「その全体判断を構成している個別要素に適用される条件の話」ですので、根本的に異なるものです。

[参考]
下記は、【新規発注制御機能】【レート差】のみ「使う(true)」の場合の判断です。
※【新規発注制御機能】【SL】が「false(使わない)」であったとしても、内部的には常に走査されています。

【ケース1】
既存ポジション 【レート差】 【SL】 通常時
【例外・個別】:「false」
例外時
【例外・個別】:「true」
1 OK OK OK OK
新規発注 o o
【レート差】自体が「OK」なので、「OK」以外には成り得ません。

【ケース2】
既存ポジション 【レート差】 【SL】 通常時
【例外・個別】:「false」
例外時
【例外・個別】:「true」
1 OK NG OK OK
新規発注 o o
【レート差】自体が「OK」なので、「OK」以外には成り得ません。

【ケース3】
既存ポジション 【レート差】 【SL】 通常時
【例外・個別】:「false」
例外時
【例外・個別】:「true」
1 NG OK NG OK
新規発注 x o
【レート差】自体が「NG」であるにも関わらず、【例外・個別】が「true」かつ、【SL】が「OK」の場合は例外的に「OK」となります。
通常時・・・「NG」が一つでも存在する為、新規発注は「x」
例外時・・・「OK」しか存在しない為、新規発注は「o」

【ケース4】
既存ポジション 【レート差】 【SL】 通常時
【例外・個別】:「false」
例外時
【例外・個別】:「true」
1 NG NG NG NG
新規発注 x x
【レート差】が「NG」かつ、【SL】も「NG」の為、「OK」になる要素が全くありません。
結果、「x」以外には成り得ません。

【ケース5】
既存ポジション 【レート差】 【SL】 通常時
【例外・個別】:「false」
例外時
【例外・個別】:「true」
1 OK OK OK OK
2 OK NG OK OK
3 NG OK NG OK
4 NG NG NG NG
新規発注 x x
通常時、例外時いずれも「NG」を一つ以上含む為、「x」以外には成り得ません。

【ケース6】
既存ポジション 【レート差】 【SL】 通常時
【例外・個別】:「false」
例外時
【例外・個別】:「true」
1 OK OK OK OK
2 OK NG OK OK
3 NG OK NG OK
新規発注 x o
【レート差】または【SL】いずれかの条件を満たしている既存ポジションしか存在しない場合は、例外的に発注許可しようじゃないか、と言う事になります。



【新規発注制御機能】【SL】


既存のポジションのSL位置によって、発注を制限する機能です。

【新規発注制御機能】【SL】
false: 使わない
true: 使う

※「true」の場合は、設定された条件を満たした場合を除いて、新規のエントリーを行なわなくなります。

【全ポジションのSL位置が発注価格以上の場合のみ新規発注許可】
false: 使わない
true: 使う

既存の全ポジションのSL位置が、発注レートと同じか有利な位置にある場合に限り、新規発注を許可します。

[メモ]
発注当初の「SL位置」が「発注レート」よりも不利な位置にある事は当たり前ですが、その後、トレールを行う事によってSL位置が発注レート以上になると「有利」と判断されます。
なお、「SL未発行」のポジションについては、無条件で「不利」(すなわち、新規発注は許可されません)と判断されます。

【例外】【【レート差】の条件が満たされている場合は制限しない】
false: 使わない
true: 使う

【新規発注制御機能】【レート差】の方の条件をクリアしている場合は、こちらの条件をクリアしていなくても、発注を許可する機能です。

[メモ]
こちらは【新規発注制御機能】【レート差】の方が「false(使わない)」となっていても機能します。内部的には常に動いています。



ナンピン機能


こちらでは、損を切らない手法を用いる場合の、「逃げ」の機能のみを提供しております。

※エントリーシグナルを生成する機能はこちらにはありません。

【ナンピン回収モード】
false: 使わない
true: 使う

下記の条件を満たした場合に、L01は「ナンピン回収モード」に突入します。

1.ポジション数が2以上
2.損益合計が0未満(含み損状態。ロット数も計算に入っています)

「ナンピン回収モード」では、損益が0以上に転じた時点で、全ポジションをクローズ致します。

※「含み損」状態時にMT4を再起動するなどした場合に、「含み益」状態に転じている事がありますが、そういった場合は、ポジションのクローズはなされません。

【損益合計にスワップを含める】
false: 含めない
true: 含める

損益の合計を計算する際に、為替差益だけではなく、スワップ損益も含めます。

【損益合計に手数料(Commission)を含める】
false: 含めない
true: 含める

損益の合計を計算する際に、ロット数あたりの手数料を徴収するブローカーの場合に、その手数料も含めます。

【ナンピン回収モードでトレール・ゼロ点移動を無効化】
false: 使わない
true: 使う

トレールやゼロ点移動が有効な場合でも、「ナンピン回収モード」中は、その動作をさせない機能です。

1ポジションのみの状態では、「ナンピン回収モード」にはなりませんので、本機能は無関係です。



マーチンゲール機能


【新規発注制御機能】【レート差】と併せて資金管理を行ってください。

【マーチンゲール法】
false: 使わない
true: 使う

含み損中に、最外縁ポジションよりも更に外側で新規発注する際のロット数を、その既存の最外縁ポジションのロット数にマーチンゲール係数を乗じたものとします。

含み損中ではあっても、最外縁ポジションよりは内側で新規発注する場合のロット数は、最外縁ポジションのロット数と同値となります。

【マーチンゲール係数】
例)2.0: 最外縁ポジションのロット数の倍のロット数で新規発注を行います。


【早乗り設定】【早降り設定】


ラインにタッチする前にターンしてしまうものを捕える為の機能です。

*【早乗り設定】
0: この機能を使わない。
例)
0.005: ラインにタッチする判定が、0.005(円)(0.5pips)早くなります。マイナスの場合は遅くなります。

ラインにタッチせずターンするシーンは非常に多く、それらも捕えようという機能です。
しかし損の位置を従来と同じ位置にしようと思ったら、早乗りした分を損幅に上乗せするしかありません。

*【早降り設定】
0: この機能を使わない。
例)
0.005: c_sell/c_buy 等の、クローズに関するタッチ判定(d_sell/d_buyのクローズ判定も含みます)が、0.005(円)(0.5pips)早くなります。マイナスの場合は遅くなります。



Tick動作・完成足動作の選択


ラインタッチの判断を、現在レートの直近の動きで判断するか、完成足及び現在レートで行うかの選択を行います。

【基準足の設定・Tick動作/完成足動作の選択】
0: Tick動作。現在レートの直近の動きでラインタッチの判断を行います。作者はこちらを使っています。
1: 一つ前の完成した足及び現在値で判断を行います。



時刻利確機能(毎日(月〜金))その1〜3


ある時刻になったら、クローズ設定されているライン(c_sell/c_buy)にタッチしたかのように動作させる機能です。

異なる時刻で三つまで設定が可能で、かつ、売り(sell)ポジション、買い(buy)ポジションいずれを対象とするかを選択できます。

【時刻利確機能を使うかsell】
false: この機能を使わない。
ture: 設定された時刻が来たら、sell(売り)ポジションについて、クローズ処理を行います。

【時刻利確機能を使うかbuy】
false: この機能を使わない。
ture: 設定された時刻が来たら、buy(買い)ポジションについて、クローズ処理を行います。

【時刻利確:時】
クローズさせる時刻(時)を 0-23 で指定してください。
サーバー時刻で入力してください。

チャート上の任意の場所がサーバー時刻で何時なのかは、VLINE(垂直線)をチャートに表示する事によって分かります。


MT4の画面上の方にあるツールバーの「垂直線」をクリックし、チャート上に設置してください。
すると、チャートの下に、その垂直線の位置の時刻が表示されます。


ご利用いただいているMT4上の時刻(サーバータイム)で入力をお願い致します。

【時刻利確:分】
クローズさせる時刻(分)を 0-59 で指定してください。

【時刻利確時のVLINEの色】
時刻利確機能が発動した際に、チャート上に垂直線(VLINE)を描きます。その際の色を指定します。

【時刻利確時のスタイル】
そのVLINE(垂直線)のスタイルを 0-4 で指定します。
0 普通の線
1 幅が大き目の点線
2 点線
3 一点鎖線
4 二点鎖線

☆こちらは、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場の最も伸びきっていると思われる時間帯に利確させたい、と考え作った機能です。

※こちらのクローズ機能は、【通常のクローズ実行時にその時のTP幅による条件を付与】の設定の影響を受けます。

※この時刻になった際、たまたまサーバーとの通信が1分以上途絶えた場合は機能致しません。

≪時刻利確機能の例≫
17:00に設定している場合に、下記のようなポジションを持っていたとします。(現在14:00です)
(ポジションは適当に取ったものです)


サーバータイムで17:00になった所で、一斉にクローズされました。同時に、VLINEが引かれます。



コマンドテキストの設定


コマンドテキストを変更できます。

例えば、「b_sell」「b_buy」を、「bs」「bb」等に短縮する事が可能です。

「マウスクリックによるワンタッチ機能」がありますので本設定を変更する機会はあまり無いと思います。

リターンムーブ判定設定


ラインコマンド rm_sell/rm_buy 時の判断基準を指定します。

【過去何本の足が完全に抜けきっていたか】
例)
5: 現在の足を除き、完成した過去の足5本(Bar1-5)が完全にラインにタッチせず抜けたままであった。

これは、≪ 「基準足」+【調べる足の本数】 ≫まで調査を行います。

【調べる足の本数】
例)
10: 基準の足(普通Bar0番か1番)(【Tick動作・完成足動作の選択】の項目で選択します)を除いてその一つ前から過去10本を調査します。
その間にラインを一度突き抜けていなければなりません。

※こちらの数値は、≪ 【過去何本の足が完全に抜けきっていたか】+1 以上 ≫に設定する必要があります。

※リターンムーブで跳ね返るかどうかはチャート全体の見た目から判断する事が多いと思いますので、こちらの機能は、作者はあまり使えないように考えておりますし、今後も使わないと思います。(抜ける前からrm_sell/rm_buyを設定するのではなく、抜けた後にr_sell/r_buyを設定しております)


例えばこのようなシーンで上のラインにリターンムーブ(買い)のコマンド(rm_r_buy)を与えます。
(rm_r_buyなので、ちょっと見難いですが青い点線に変化しています)


リターンムーブ買いに成功しました。

成功した理由は、
1.現在の足を除き、過去5本(設定)以上浮いていた。(上の例では6本)
2.現在の足を除き、過去10本(設定)以内に「抜け足」があった(上の例では7番)。
3.「抜け足」の、一つ過去の足が完全に抜けきっている(上の例では8番)。
4.これら全ての足番号が、≪ 「基準足」+【調べる足の本数】 ≫以内に収まっている。

となります。

【過去の突き抜けを問わない】
false: 通常
突き抜け判定を行います。

true: 突き抜け不要
リターンムーブの判定において、【過去何本の足が完全に抜けきっていたか】のみが条件となります。




トレール・ゼロ点移動の設定


トレーリングストップ(SL位置を徐々に上げていくもの)機能の設定を行います。

トレーリングには、トレール幅を指定するタイプと、現在及び過去の完成したローソク足の末端を複数本調べて一番遠い場所をSL位置とするタイプ、及び、ZigZagの頂点を利用するタイプがあります。

また、SL位置を上げる上限を、注文価格と一致するまでに限定する機能があります(ゼロ点移動)。

「その1」と「その2」はそれぞれ独立して動作致しますが、操作パネルの「ゼロ点移動」ボタンは「その2」に繋がっていますので、実質、「その2」の方はゼロ点移動用の設定を行う、とお考えください。

[7]【トレーリングストップ機能】
false: 使わない。
true: 使う。

※「ゼロ点移動のみ行う」が「true」の場合は、SL位置は注文価格と一致するまでしか上がりません。

*[9]【トレール幅】
0.01円(1.0pips)毎にSL位置を上げる場合は、0.01(1.0)と入力してください。

※少なくともトレールによって計算されたSL位置が、最初の注文価格を越えるまでは、初期のSL位置は動きません。

例)トレール幅0.5円(50pips)の例です。

まずこのような状態で売りで入ったとします。(今後チャートは下方向に伸びます)


どんどん50pipsの幅でSLが移動致します。

※一度移動したSLは後退はしません。

[8]【ゼロ点移動のみ行う】
false: この機能を使わない。
true: 使う。(【トレーリングストップ機能】がfalseの状態でも機能致します)

こちらは、通常のトレーリングと違い、SL位置が注文価格に一致して終わりです。
トレーリングは運が悪いとすぐに終わってしまいますので、とりあえずある程度伸びた時点で損失だけを無くしたい場合に利用します。

※操作パネルの「ゼロ点移動」ボタンは「その2」に繋がっています。

[10]【足末端トレーリングの使用と本数
0: この機能を使わない。(通常の【トレール幅】によるトレーリングとなります)(こちらが0以外の場合は【トレール幅】の数値に関わらず「足末端トレーリング」となります)
例)
2: 現在の生成中の足と1本前と2本前のローソク足の末端の内最も遠い場所にSLを置きます。

※こちらは必ず現在生成中の最新の足を含め、一つ手前から指定された本数調査を行います。「基準足」の設定は無関係です。
※少なくともトレールによって計算されたSL位置が、最初の注文価格を越えるまでは、初期のSL位置は動きません。
※【ゼロ点移動のみ行う】がtrueの場合はゼロ点までしかSL位置は移動しません。

*【足末端トレーリングの余裕幅
0: 末端にピッタリ。
0.010: 0.010(円)更に離れた位置を新たなSL位置とします。


設定が2本の場合の例です。
(先ほどの【トレール幅】を使った例と同じシーンです)

現在の足と過去2本の足の内、最も遠い場所をSLの位置として定めます。
その後、【足末端トレーリングの余裕幅】としてここでは0.05円(5pips)が設定されていますので、その分更に離した位置がSLとなっております。

トレーリングは、運が悪いとすぐに終わってしまいますので、使い方が難しいですが、強いトレンド時にしか取らない、といったルールを徹底するなら、それはそれでトータルでは悪い成績にはならないように思います(何ら保証は致しません)。

【足末端トレーリングの時間軸】
足末端トレーリングを行う時間軸を指定します。

0: 現在のチャートの時間軸
1: M1
5: M5
15: M15
30: M30
60: H1
240: H4
1440: D1
10080: W1
43200: MN

例えばL01を適用しているチャートがH1だった場合に、「5」を指定すると、M5のチャートにおけるローソク足基準での足末端トレールが可能です。


「2」など存在しない時間軸(timeframe)を指定した場合は、下記のようにエラー表示(末尾に「error !」)がなされると共に、「0」と見なされます。

但しこちらの表示は【トレール・ゼロ点移動の設定 その1】の方のみとなります。【その2】の方は表示されません。


バックテストは、サーバーが停止している間は異なる時間軸の参照が出来ない為、機能致しません。

【ZigZagトレーリングを使用】
false: 使わない
true: 使う

こちらが「true」の場合、トレーリングにZigZagの頂点を利用します。

足末端トレーリングの余裕幅】はこちらにも適用されます。

※【足末端トレーリングの使用と本数】が「0」以外でも、こちらが優先されます。

[メモ]
ポジションが発行された日時よりも古いZigZag頂点は、それが発注価格を越えていてレート上は適切であっても、最終的に無視されますので、その時はZig末端トレールは機能致しません。

【ZigZagの番号】
「ZigZagマネージャー」で設定したZigZagの番号を指定します。

【ZigZag頂点指定】
全く同じですのでこちらを参照してください。

【注文変更(modify)時のArrow(横線)の色】
トレーリング等で注文の一部を変更(SLやTPを変更)した場合にチャートに表示される横線の色を指定します。

【注文価格を越えなくても発動】
false: トレール位置が注文価格を越えない限り、SL位置は動かしません。
true: トレール位置が注文価格を越えていなくても、SL位置を動かします。



取引停止・クローズ機能(毎日(月〜金)用)


毎朝、スプレッドが大幅に広がり、かつ、週明けほどではありませんが窓が開きますのでその対策です。

時間帯を指定して新規の注文を停止します。(※クローズ(決済)系の動作には影響致しません)
また、その時間帯は既存のポジションについて、SLの位置が現在レートから設定したエリア内にある場合は窓開けやスプレッドの拡大で損失を被る前に自動的にクローズします。
このクローズは、同じ通貨ペアであれば他のEAのポジションに対しても有効にする事ができます。

【取引停止時間帯】
false: この機能を使わない。
true: この機能を使う。

【開始:時】
開始時刻(時)を 0-23 で指定してください。
サーバー時刻で入力してください。
例)
23

【開始:分】
開始時刻(分)を 0-59 で指定してください。
例)
50

【終了:時】
終了時刻(時)を 0-23 で指定してください。
サーバー時刻で入力してください。
例)
0
通常、サーバーの時刻が00:00に戻ってスプレッドが急拡大し、かつ、数分後にTickの更新が一時停止し、窓が開きます。
この危険な時間帯をさける為に、作者は00:20くらいまでを避ける設定にしておりますが、実際の挙動はご利用のブローカーでご確認ください。

【終了:分】
終了時刻(分)を 0-59 で指定してください。
サーバー時刻で入力してください。
例)
20

【クローズも行う】
false: この機能を使わない。
ture: 使う。

・後述する【クローズ対象SL範囲】の設定に基づき、ポジションのクローズを行います。

【クローズは利益の出ているもののみを対象とする】
false: いえ、利益に関係無く全てのポジションをクローズする候補とします。
ture: はい、利益が出ているポジションのみをクローズする候補とします。

*【クローズ対象SL範囲】
例)
0.2: 現在レートから0.2(円)以内にSLが設置されているポジションを対象とします。

・作者の手法の一部はSLが浅いため、朝の窓開けでもやや大きめの損失を被ることがあり、このような管理が必要となっております。通常は不要かと存じます。

【他のEAのポジションもクローズ対象とする(同じ通貨ペアのみ)】
false: 他のEAのポジションはクローズの対象としない。
true: 他のEAのポジションもクローズする対象とする。

・週明け以外の、朝の窓開け程度で問題になるようなEAはほぼ存在しないと思われます(問題があったとしても自身で対策しているはず)が、必要な場合はご利用ください。

【トレード停止垂直線の色】
取引停止時間帯に突入すると、チャート上に垂直線を設置します。その時の色の設定です。

【トレード再開垂直線の色】
取引停止時間帯から脱すると、チャート上に垂直線を設置します。その時の色の設定です。

【トレード停止垂直線のスタイル】
線のスタイルを設定します。

【トレード再開垂直線のスタイル】
線のスタイルを設定します。

0 普通の線
1 幅が大き目の点線
2 点線
3 一点鎖線
4 二点鎖線

≪取引停止・クローズ機能の例≫

チャートはH1(一時間足)です。

平日の締め時刻に赤い垂直線が置かれます。
翌日の取引開始時刻に青い垂直線んが置かれます。
金曜日の締め時刻に黄色い垂直線が置かれます。
月曜朝の取引開始時刻に青い垂直線が置かれます。

この取引停止時刻と取引開始時刻の間の時間帯は、ラインに当っても新規の発注は行われません。
(※クローズ(決済)系の動作には影響致しません)

上の例は、金曜日だけポジションのクローズをONにしたものです。
週明けにかなり窓が開いており、クローズしていなかったら大きな損失を被っていたケースです。
但しこの場合は売りポジションもありましたので、クローズしていなくても利益確定のタイミングで救われていた可能性もあります。
また、【クローズ対象SL範囲】の設定によっては、買いポジションのみを閉じていた可能性があり(特にチケット番号5番と6番)かもしれず、その場合は絶妙な週末クローズだったと言う事になります。


取引停止・クローズ機能(週末(金)用)


【取引停止・クローズ機能(毎日(月〜金)用)】、の「週末(金曜日)専用版」です。

週末の為、サーバーは24:00数分前に停止しますので、終了時刻の設定はこちらにはありません。
設定した開始時刻からサーバーの停止時刻までが対象の時間帯となります。

☆設定は全て「毎日(月〜金)用」と同じです。

※平日と全く同じ設定の場合は、こちらの機能は「false: 使わない」で構いません。「毎日(月〜金)用」の方が金曜日も作動致します。

・週末のクローズに関しては最近ほとんどのEAが対応するようになりましたが、昔は対応していないものもありました。
作者は、お気に入りで利用しているEAが週末クローズに対応していない為、こちらの機能を利用して強制的にポジションの手仕舞いを行っております。
週明けの窓はひどい時はかなり開きますので、大損する事があり、週末はよほど遠くにSLが設定されているものを除いてポジションは全て自動的に手仕舞っております。

週末はつい、まだまだ伸びるかもしれない、とクローズをためらってしまいますが、この機能があればきちんとした個人ルールとして自動的にクローズしてくれますので感情に左右されることがありません。

例えば、GBPUSDの週末クローズ機能を持たないEAのポジションを閉じる場合には、GBPUSDのチャートをもう一枚開き、L01を適用して週末クローズの設定を行って放置しておけば自動的にクローズしてくれる、ということになります。


ロット数・資金管理


固定ロット数の設定や、複利機能、損額一定機能、シンプル複利機能などの設定を行います。

[4]【固定ロット/自動計算切り替え】
false: 固定ロットで運用する。
true: 「複利機能・損失[%]」または「損額一定モード」または「シンプル複利」でロット数を計算する。

※「ture」であるにもかかわらず、いずれの複利モードもOFFになっている場合に、「固定ロット」に置き換える事はありません。0.00lotとなりエントリーされない状態となります。

(●3)[5]【固定ロット数】
ロット数が【自動計算】ではない場合に、最終的にこちらのロット数を利用してエントリー(発注)を行います。
例)
0.1: 0.1lotで発注します。

【最終的なロット数がブローカーの最小ロット数未満の場合に最小ロット数に置き換える】
false: 置き換えない(エントリーしない)
frue: 置き換える(ブローカーの最小ロット数でエントリーする)

発注時のロット数の最低値はブローカーによって異なります。
例えば、最低ロット数が0.1lotのブローカーの場合に、0.01lotでは発注できませんので、0.1lotに置き換えたい場合にこちらの機能をtrueにします。

【複利機能・損失[%]】
「残高」あるいは「余剰証拠金」に対する、注文一件あたりの許容損失割合を[%]で指定します。
0: この機能を利用しません。
1: 1回の発注による損失を1%に抑えるロット数でエントリーを行います。資金(証拠金)が10万円の場合は、10万円の1%にあたる1,000円が注文一件あたりの損失額となります。

【複利計算の元本を選択】
false: 「残高」から計算。
true: 「余剰証拠金」から計算。

ポジションを持てば持つほど「余剰証拠金」は減りますが「残高」はそのままです。

こちらは「複利機能・損失[%]」「シンプル複利」で共通です。

【損額一定モード】
例)
0: 利用しない。
1000: 一回のエントリーの損失額を1000(円)に固定します。
※【複利機能・損失[%]】は 0 にしておいてください。
※入力するのは、「証拠金通貨単位(日本の方はほとんど円(JPY)です)」です。


こちらはデモ口座のMT4の、ウインドウの下の方(ターミナル、表示されていない方はCtrl+Tを押してください)にある「取引」タブの中の表示ですが、この残高と金額に続いて表示されているのが「証拠金通貨の種類」です。
この場合はJPY(日本円)です。

【複利計算の根拠にSLを用いない単純計算とする(シンプル複利モード)】
false: 使わない
true: 使う

SL幅に関係無く、現在の残高または余剰証拠金のみからロット数を計算するシンプルな複利モードです。
こちらはSL幅とは無関係の為、SLを発行しない手法でも利用が可能です。

【シンプル複利モードの基準証拠金額】
例)10000(円)(ドル)(etc)

証拠金通貨単位で入力してください。次の「基準ロット数」とセットで複利計算を行います。

【シンプル複利モードの基準ロット数】
例)0.01(lot)

「基準証拠金」とセットでロット数の複利計算を行います。

<計算例>
残高(複利計算の元本が「残高」の場合) 10000 100000 1000000
基準証拠金 10000 10000 10000
基準ロット数 0.01 0.01 0.01
エントリーするロット数(計算結果) 0.01 0.10 1.00

【ロット数あたりの手数料(Commission)】
FXブローカーによってはロット数あたりの手数料を徴収されます。その金額を入力してください。
※入力するのは、「証拠金通貨単位(日本の方はほとんど円です)」です。

[6]【分割エントリー数】
1: 分割しない。
例)
2: ロット数を2で割って分割エントリー。

【最終的なロット数が最大ロット数を越えた場合の分割数の上限】
1: 分割しない。
例)
5: 5まで分割を試行し、それでも最大ロット数以上の場合は諦めてエントリーを行わない。

≪分かり難い言葉をまとめます≫
言葉 解説
通貨ペア 例)USDJPY / EURUSD 等
基軸通貨・ベース通貨 USDJPYの場合はUSD / EURUSDの場合はEUR
決済通貨・カウンター通貨 USDJPYの場合はJPY / EURUSDの場合はUSD
証拠金通貨 ユーザーが「残高」として持っている通貨の単位です。
MT4上では、ターミナルに「残高」として表示されています。
日本の方はほとんどの場合、日本円(JPY)です。

≪※【複利機能】【損額一定モード】は通貨ペアによっては機能致しません≫
マイナーな通貨が決済通貨の場合、証拠金通貨からの変換レートをマーケット情報上に見付けられない事があります。
詳しくは【画面の表示等を設定】の中の「許容損失額」の項目をご覧ください。



トレンドラインや水平ラインの色やスタイルを設定


こちらは、コマンド付与済みのオブジェクト(トレンドライン及び水平ライン)のデザインについての設定です。

【コマンド付与済みオブジェクトの視認性を向上させる】
false: 機能を利用しません。(※「Autoモード」かつ「ライン描画のみ」の場合はこちらの設定に関わらず強制的に「true」となります)
ture: 機能を利用します。


作業中、全く同じ座標にトレンドラインや水平ラインが重なってしまう事がありますが、そういった場合に、二重にコマンドを与えてしまう事故を防ぐための機能です。
画面が少々やかましくなりますが、事故を防ぐために、true にしておくことをお勧め致します。

【視認性向上の程度】
2-5 の数値で設定を行います。
数が大きいほど、目立ちます。

動作はサーバーからのTickの受信に連動しておりますのでムラがあります。

※【Autoモード】【上蓋】【総意ライン】等の、「自動的に線を引っ張る」機能が「ON」かつ、「ライン描画のみ行う」が「ON」の場合は、こちらの視認性向上処理は「強制」となります。

【その他の設定】
デフォルト(初期設定)状態で使いにくいと感じた場合に変更してみてください。

スタイル番号につきましてはこちらとなります。
0 普通の線
1 幅が大き目の点線
2 点線
3 一点鎖線
4 二点鎖線


画面の表示等を設定


画面左上の表示が邪魔な場合に調整してください。

※こちらの文字の大きさはMQL4の仕様上、変更不可となっております。

※表示内容は、比較的頻繁に変更や追加がなされますので、改訂は不定期となります。

【画面左上の表示のON/OFF】
false: 表示しません。
true: 表示します。



【表示を交点一覧のみとする】
false: 全て表示します。
true: 交点の一覧のみを表示します。



≪表示の各項目の説明≫
こちらはL01のバージョンです。

設定されているマジックナンバーです。

・本日の曜日
・最後に受信したTickの時刻
毎秒受信するわけではなく、飛び飛びとなります。
・現在の取引の可否
【取引停止・クローズ機能】が現在OFFの為、「可」と表示されています。
・現在の取引停止時間帯
【取引停止・クローズ機能】が現在OFFの為、「なし」と表示されています。


↑【取引停止・クローズ機能】がONの場合、こちらのような表示となります。
23 50 - 00:20 が機能の対象時間帯ですが、現在時刻が、15:29 ですので、まだ取引は「可」となります。
「ポジションのクローズ」も【取引停止・クローズ機能】の一部です。画像では「しない」設定となっております。


↑こちらは【取引停止・クローズ機能】の週末(金曜日)特別版が有効になっている場合の表示となります。

こちらが表示されている場合は、固定ロットでの運用となります。

こちらが表示されている場合は、固定ロットではなく複利または損額一定モード時となります。
左の「1000」が証拠金通貨における損額の設定値です。日本円の場合、1,000円となります。
右の「9.12834」は決済通貨に変換された損額となります。(USDJPYが109.549円の時にUSD換算したものです)
とにかく、現在L01を適用しているチャートの決済通貨(EURUSDならUSD)における損失額に換算されていると言う事です。


↑「ロット数(SL複利)」が「0.00」と表示され、更に「許容損失額: (不可)」と表示されています。
こちらは稀なケースですが、「証拠金通貨(ほとんどの方は日本円です)」を、L01を適用しているチャートの決済通貨に変換ができなかった場合の表示です。
例えば、USDDKKのチャートにL01を適用し、【損額一定モード】にて運用すべく「1,000円」を入力したとします。
しかし、マーケット情報には、DKKJPYまたはJPYDKKといった通貨ペアが存在せず、JPYをDKKに変換する事が不可能な場合に、このような状態(エントリーできません)となります。
(DKKはデンマーク・クローネだそうです。作者も今知りました)

こちらは現在の同じ通貨ペア内のポジション数です。
・ポジション数: L01が発注したポジション数です。
・手動: 手動で発注したポジション数です。
・他EA: 他のEAが発注したポジション数です。

/
こちらは現在のスプレッドです。
左が「決済通貨単位で入力」モードの場合の決済通貨単位での表示です。この例では、USDJPYですのでJPY、つまり0.005円となります。
右は「pipsで入力」モードの場合のpipsでの表示です。

こちらは現在の口座のレバレッジです。

※ブローカーによっては自動的に取得できず「x 1」と表示されることがあります。

【L01が設置したテキストを設定されたタイミングに全て削除】
false: 削除しません。
ture: 削除します。

長期間運用を続けるとL01がチャート上に設置したテキストが溜まって参ります。
それらを設定されたタイミングに自動的に掃除する機能です。

【L01が設置したVLINEを設定されたタイミングに全て削除】
false: 削除しません。
true: 削除します。

長期間運用を続けるとL01がチャート上に設置したVLINE(垂直線)が溜まって参ります。
それらを設定されたタイミングに自動的に掃除する機能です。

「TP/SLライン」及び、「Autoモード」で設置されたVLINEは削除の対象に含まれません。

【L01が設置したテキスト及びVLINEの削除タイミング】
mn: 一ヶ月に一回
w: 週に一回(週の始まりである日曜日に戻ったタイミングとなりますが、MT4を放置して何の操作もしなかった場合は、次のTickの受信時、つまり、月曜日となります)
d: 一日に一回
c: ローソク足更新時
【テキストの埋め込みを制御】
false: 表示を行いません。
true: 表示を行います。

発注時やクローズ時、何らかのエラーが発生した場合等にチャート上にテキストを埋め込む機能です。
分かり易い反面、かなり邪魔ですので、スイング売買の場合以外は「false」が良いと思います。



RSI


RSIによるエントリー機能です。

※RSIによるエントリーをさせる場合は、「Bar一本につきエントリー1回制限」を「true」にする事をお勧め致します。

【RSIエントリー機能】
false: 使わない
ture: 使う

RSIによるエントリー機能の大元のスイッチです。

【RSIの現在値を測るBar番号】
【RSIの過去値を測るBar番号】
エントリーシグナルは、RSIの「現在値」と「過去値」と「基準レベル」を用いてブレイクを判断します。

例)
0: 現在のBar(ローソク足)のRSIを用います(生成中です)。
1: 一つ前のBar(ローソク足)時点のRSIを用います。
2: 二つ前のBar(ローソク足)時点のRSIを用います。

完成した足のRSIのみで判断する場合は、通常、ローソク足2番→ローソク足1番の動きを見ますので、「現在値:1」「過去値:2」としてください。

【RSIの平均期間】
平均期間を指定します。
14が多いと思います。

【RSIでSell/Buyエントリーを許可】
false: 不許可
true: 許可

【エントリーする基準レベル】
例)70% / 30% 等

【基準レベルを上/下に抜けた場合にエントリー】
false: しない
true:する


移動平均線(クロス発注)


※ご注意ください※

移動平均線(クロス発注)は、トレンドラインや水平ラインと同じく一度クロスしてコマンドが発動した時点で無効(設定に拠る)となりますが、L01の設定画面を開いて一度でも「OK」を押すとまた有効化されます
もうその移動平均線(クロス発注)を利用しない場合は、必ずL01の設定画面で【移動平均線】【クロス発注】【その1〜3】【移動平均線のクロス発注】を「false(使わない)」にしてください。


【クロス発注後無効化】
false: 無効化しない
ture: 無効化する

通常、移動平均線がクロスして発注された場合、そのクロス設定での以降の発注は無効化されますが、「false」にする事によって無効化を回避します。

「false」の場合、ほぼ同じレートで何度も発注されてしまうことがありますので、下記のいずれかの方法で対策してください。

対策1.「最大ポジション数」を「1」にする。

対策2.【新規発注制御機能】【レート差】機能を利用する。
ごく近いレートで発注されないように設定します。


【移動平均線のクロス発注】
false: 使わない
true: 使う

【クロス発注で使う移動平均線の番号(A)】
【クロス発注で使う移動平均線の番号(B)】
移動平均線のクロスを検出する対象を指定します。
【移動平均線】【タッチ発注】で設定してある【その1〜9】の番号を指定します。

・先方の【移動平均線その1〜9を利用するかどうか】は、「false」のままで構いません。

【BをAが下に抜けた時のコマンド】
【BをAが上に抜けた時のコマンド】
こちらは、トレンドラインや水平ラインに対して設定するものと全く同じものを入力してください。
例)
b_sell
b_buy

・こちらは、厳密にはオブジェクトではない為、コメントには対応しません(入力しても表示されることはありません)。


移動平均線(タッチ発注)


L01では移動平均線タッチでの動作も可能です。
合計9本までご利用いただけます。

EAは、チャート上に移動平均線を表示する事はできません。また、チャートに適用されているインジケーター自体を認識する事はできません。
従いまして、利用したい移動平均線と同じ設定をL01内に行っていただく必要があります。

↑チャートに適用している移動平均線と同じものをL01内に設定してください。


※ご注意ください※

移動平均線は、トレンドラインや水平ラインと同じく一度ラインにタッチしてコマンドが発動した時点で無効(設定に拠る)となりますが、L01の設定画面を開いて一度でも「OK」を押すとまた有効化されます
もうその移動平均線を利用しない場合は、必ずL01の設定画面で【移動平均線(その1〜9)を利用するかどうか】を「false」にしてください。


【タッチ発注後無効化】
false: 無効化しない
ture: 無効化する

通常、レートが移動平均線にタッチして発注された場合、その移動平均線での以降の発注は無効化されますが、「false」にする事によって無効化を回避します。

「false」の場合、ほぼ同じレートで何度も発注されてしまうことがありますので、下記のいずれかの方法で対策してください。

対策1.「最大ポジション数」を「1」にする。

対策2.【新規発注制御機能】【レート差】機能を利用する。
ごく近いレートで発注されないように設定します。


【移動平均線(その1〜9)を利用するかどうか】
false: 使いません。
true: 使います。

【移動平均線の期間】
上の例では「10」となります。

期間とは、平均値を算出するために参照するローソク足の本数の事です。

【表示移動】
上の例では「0」となります。

こちらは移動平均線を平行移動させたい場合に利用します。
普通は0です。

【移動平均の種別】

0: 単純・・・Simple
1: 指数・・・Exponential
2: 平滑・・・Smoothed
3: 荷重・・・Linear Weighted

移動平均線にはその計算の方法によって種類があります。
Exponentialが一番使われているそうです。

【適用価格】
0: 終値・・・Close
1: 始値・・・Open
2: 高値・・・High
3: 安値・・・Low
4: 中間値・・・Median Price(HL/2)
5: 平均値1・・・Typical Price(HLC/3)
6: 平均値2・・・Weighted Close(HLCC/4)

こちらはローソク足のどの価格で計算を行うかの設定です。
一般的には、0: 終値(Close)が使われることが多いそうです。

【コマンド】
こちらは、トレンドラインや水平ラインに対して設定するものと全く同じものを入力してください。
例)
r_buy, Moving Average 1(反射買い、メモとして「 Moving Average 1」)


ボリンジャーバンド(タッチ発注)


L01ではボリンジャーバンドへのタッチでの動作も可能です。
合計9本までご利用いただけます。

EAは、チャート上にボリンジャーバンドを表示する事はできません。また、チャートに適用されているインジケーター自体を認識する事はできません。
従いまして、利用したいボリンジャーバンドと同じ設定をL01内に行っていただく必要があります。

↑チャートに適用しているボリンジャーバンドと同じものをL01内に設定してください。


※ご注意ください※

ボリンジャーバンドは、トレンドラインや水平ラインと同じく一度ラインにタッチしてコマンドが発動した時点で無効(設定に拠る)となりますが、L01の設定画面を開いて一度でも「OK」を押すとまた有効化されます
もうそのボリンジャーバンドを利用しない場合は、必ずL01の設定画面で【ボリンジャーバンド(その1〜9)を利用するかどうか】を「false」にしてください。


【タッチ発注後無効化】
false: 無効化しない
ture: 無効化する

通常、レートがボリンジャーバンドにタッチして発注された場合、そのボリンジャーバンドでの以降の発注は無効化されますが、「false」にする事によって無効化を回避します。

「false」の場合、ほぼ同じレートで何度も発注されてしまうことがありますので、下記のいずれかの方法で対策してください。

対策1.「最大ポジション数」を「1」にする。

対策2.【新規発注制御機能】【レート差】機能を利用する。
ごく近いレートで発注されないように設定します。


【ボリンジャーバンド(その1〜9)を利用するかどうか】
false: 使いません。
ture: 使います。

【ボリンジャーバンドの期間】
上の例では「10」となります。

期間とは、ボリンジャーバンドの計算を行うために参照するローソク足の本数の事です。

【表示移動】
上の例では「0」となります。

こちらはボリンジャーバンドを平行移動させたい場合に利用します。
普通は0です。

【偏差】
例)
1.0・・・バンド間にローソク足が収まる確立は約68%
2.0・・・バンド間にローソク足が収まる確立は約95%
3.0・・・バンド間にローソク足が収まる確立は約99%

【適用価格】
0: 終値・・・Close
1: 始値・・・Open
2: 高値・・・High
3: 安値・・・Low
4: 中間値・・・Median Price(HL/2)
5: 平均値1・・・Typical Price(HLC/3)
6: 平均値2・・・Weighted Close(HLCC/4)

こちらはローソク足のどの価格で計算を行うかの設定です。
一般的には、0: 終値(Close)が使われることが多いそうです。

【ラインインデックス】
ボリンジャーバンドは本来、ベースライン、上のライン、下のライン、合計三つのラインがセットになっています。(こちらの画像は「期間:10」「偏差:2」のものです)

このいずれのラインに対してコマンドを設置するかを決定するのがこちらの項目です。

0: ベースライン(中央のライン)(余談ですが、これは実は同じ期間の移動平均線と同じものです)
1: 上のライン
2: 下のライン

【コマンド】
こちらは、トレンドラインや水平ラインに対して設定するものと全く同じものを入力してください。
例)
r_buy, Bolinger Bands 1(反射買い、メモとして「 Bolinger Bands 1」)


ZigZagマネージャー


L01内で利用するZigZagまたはFractals(Adjustable Fractal MT4)を管理、取得します。
合計3つまで設定が可能です。

ZigZagやTube、Fractalsの表示は確認用のものですので、処理を軽くしたい場合はfalseにしてください。

≪インジケーターの再描画に対する対応≫
ZigZag
先端は収集対象に含まれません(再描画の可能性が非常に高いため)。

Fractals
最小パラーメータ時(before1/after1)はBar[1]に描画され、かつ頻繁に再描画がなされます。
最小パラーメータ時に再描画ポイントを取得しないよう、取得はBar[2]から行っております。
(現在のローソク足をBar[0]とした時、一本前がBar[1]、二本前がBar[2]です)
但し、「Fractalsの代わりにローソク足を用いる」が「true」の場合は、Bar[0]から取得します。

≪Fractalsを利用するには≫
Adjustable Fractal MT4のインストールが必要です(無料のインジケーターです)。


こちらの「ダウンロード」ボタンを押してください。


こちらのボタンを押してください。


「選択」ボタンを押して、MT4のterminal.exeの場所を指定してください。
(一つしかMT4がインストールされていない場合は、場所を指定する必要は無く、ブラウザ上で表示された「MetaTrader を開く」ボタンを押すだけです)




「リンクを開く」ボタンを押してください。


MT4が起動し、自動的にインストールされます。
(MT4が起動した際、MT4自体のアップデートが入るとMT4がすぐに再起動してFractalsがインストールされないようですのでもう一度「リンクを開く」を押してください)

※セキュリティソフトによってはインストールされない事がありますので保護を一時停止させてください。
ノートン・・・スマートファイアウォールを無効にしてください。
ESET・・・問題ありませんでした。


【ON/OFF】
false: 使わない
true: 使う

設定されたパラメータのZigZagまたはFractalsを取得します。

【ZigZagのdepth】
depthを設定します。
高値同士あるいは安値同士の間のローソク足の最低本数です。

最小値は、backstep+1 となります。

数値が大きいほど、大雑把になります。

【ZigZagのdeviation】
deviationを設定します。

「山、谷の変換率」だそうですが、良く分かりません。
一度ZigZagを自分で作ってみれば分かるのだろうとは思いますが、初期値の 5 で良いと思います。

【ZigZagのbackstep】
backstepを設定します。
高値と安値の間のローソク足の最低本数です。

最小値は、1 となります。

数値が大きいほど、大雑把になります。

【ZigZagの表示】
false: ZigZagを表示しません。
true: 表示します。Fractals利用時には表示されません。

☆バックテスト時は、ビジュアルモードではない場合は不要ですので処理を軽くするために false にしてください。

【ZigZagのラインの色】
ZigZagを描画する場合の、線の色を指定します。

【ZigZagのラインのスタイル】
こちらは、デフォルト(初期値)で使い難い場合にお好みで設定してください。

スタイル番号につきましてはこちらとなります。
0 普通の線
1 幅が大き目の点線
2 点線
3 一点鎖線
4 二点鎖線

【ZigZagのラインの選択状態】
false: ラインを「未選択状態」で設置します。
true: ラインを「選択状態」で設置します。

「true」の場合は、最初から選択状態となっている為、どの支点に対して設置されたラインなのかが分かり易くなります。
反面、ちょっとしたマウス操作でも誤って動かしてしまいやすく、操作性は低下致します。

【ZigZagのラインのリスト非表示】
false: ラインが、Ctrl+B で表示されるオブジェクトリストに表示されます。
true: 非表示となります。

【Tubeの表示】
false: Tubeを表示しません。
true: 表示します。

【Tubeのラインの色】
Tubeを描画する場合の、線の色を指定します。

【Tubeのラインのスタイル】
こちらは、デフォルト(初期値)で使い難い場合にお好みで設定してください。

スタイル番号につきましてはこちらとなります。
0 普通の線
1 幅が大き目の点線
2 点線
3 一点鎖線
4 二点鎖線

【Tubeのラインの選択状態】
false: ラインを「未選択状態」で設置します。
true: ラインを「選択状態」で設置します。

「true」の場合は、最初から選択状態となっている為、どの支点に対して設置されたラインなのかが分かり易くなります。
反面、ちょっとしたマウス操作でも誤って動かしてしまいやすく、操作性は低下致します。

【Tubeのラインのリスト非表示】
false: ラインが、Ctrl+B で表示されるオブジェクトリストに表示されます。
true: 非表示となります。

【Fractalsを使用】
false: ZigZagを使用します。
true: ZigZagの代わりにFractalsを使用します。

☆バックテスト時は、ビジュアルモードではない場合は不要ですので処理を軽くするために false にしてください。

【FractalsのBars before】
【FractalsのBars after】
数字が小さいほど短期間での頂点の抽出を容認します。

(メモ)
Fractals5-5くらいで、Zig6-5-3を少し上回るくらいの頂点数になるようです。
しかし、Fractals5-5では、Zig6-5-3の頂点を一部取り損ないます。
Zig6-5-3の頂点を全てカバーしたい場合はFractals3-3くらいとなりますが、かなり頂点数が多くなってしまいます。

Fractalsは、有意な頂点を拾う精度はZigZagよりも高いと思いますが、自動売買においてはZigZagの方が優位性が高いように思います。

【Fractalsの表示】
false: Fractalsを画面に表示しません。
true: Fractalsを画面に表示します。

【FractalsのWingdingsフォント(↑)】
【FractalsのWingdingsフォント(↓)】
Fractalsを表示するためのフォント番号を指定します。

フォント番号につきましてはこちらとなります。
Wingdingsフォント

【Fractalsの色】
フォントの色を指定します。

【Fractalsのサイズ】
フォントのサイズを指定します。
0が最小です。

大きくしても邪魔ですので、基本的に0しか使わないと思います。

【Fractalsのリスト非表示】
false: フォントが、Ctrl+B で表示されるオブジェクトリストに表示されます。
true: 非表示となります。

【Fractalsの表示オフセット】
フォントを頂点からどれくらい離して表示するかをレートで指定します。
頂点にぴったりだと邪魔だと言う場合に0以外の数値を入力してください。

【Fractalsの代わりにローソク足を用いる】
Fractalsを通常のローソク足に置き換えます。

false: 置き換えません。
true: 置き換えます。

☆こちらは主に「総意ライン」の「終点」としての利用を想定しております。


「Fractals」はBar[2]からの取得となっておりますが、こちらが「true」の場合はBar[0]からの取得となります。
(現在のローソク足をBar[0]とした時、一本前がBar[1]、二本前がBar[2]です)

≪Tube、基点、頂点番号について≫

Tubeとは、基点を含めて二点以上の頂点が同じ方向に連なった折れ線の事です。
上下関係が崩れた時点で次のTubeが生成されます。
根元にある頂点を「基点」と呼び、基点を0として頂点には出現した順に番号が付与されます。

≪ZigZag使用時とFractals使用時の表示の違い≫
ZigZag使用時(6-5-3)


Fractals使用時(5-5)



Autoモード


線を自動的に引っ張る機能の各種制御をこちらで行います。

[11]【Autoモード】
false: 使わない
true: 使う

設定されたルールに基づき、トレンドラインを自動的に生成します。


こちらは、自動的にラインを引っ張る機能の根本的なスイッチとなります。
「上蓋」「総意ライン」機能を利用する場合に「true」にする必要があります。

【AutoモードON→OFF時のラインのクリア】
false: 消さない
ture: 消す

「Autoモード」がONからOFFになった場合に、Autoモードが設置したラインを削除するどうかの設定を行います。

「キープ」されたラインはこの時の削除対象からは除外されます。

【互換モード】
false: コマンドを付与されたオブジェクト(トレンドラインや水平ライン)の収集作業をローソク足生成時とする(EAの動作が高速)
true: 通常モード(オブジェクトの収集作業を全Tickで行う)

自分で線を引っ張らない、完全な自動売買の場合は「false」を選択してください。動作が高速になります。
バックテスト時も、特に自分で線を引っ張ったりしない、あるいは、ビジュアルモードを利用しない場合は「false」を選択してください。

≪バックテストを少しでも高速化するために≫
L01のバックテストは低速な部類に入ります。
少しでも高速に動作させる為に、下記につきましてご確認ください。


【ラインの再設置タイミング】
mn: 月一回(一日になった時点)
w: 週一回(土→日になった時点ですが、MT4を放置している場合は実質、月曜日の最初のTick受信時となります)
d: 毎日(00:00になった時点)
h: 時間
m: 分
s: 秒(※処理が重くなります)
c: ローソク足更新時

Autoモードによって描画されるトレンドラインを再描画するタイミングを指定します。
この時、「キープ」されていないトレンドラインは全て削除されます。

≪チャートの時間軸が変更されたタイミングでも、再描画(ラインの再設置)が行われます≫


【Autoモード】【上蓋】


ネーミング自体は「上蓋」となっていますが、一般的な「サポートライン」も含まれます。

ラインに自動的にコマンドを付与することが可能な為、完全自動売買化が可能です。

「総意ライン」との違いは、「各Tube」に限定した上で、細かく挙動を設定した上で試行を行う点にあります。
現在の環境で「今、どんな手法(一次手法)がトレンドなのか」を探る場合にこちらを利用します。

実際のバックテストデータや設定ファイル等を公開しておりますのでブログの方も参考にしていただければ幸いです。


【上蓋】
false: 被せない。
ture: 被せる。


こちらの機能をご利用いただく場合は、自動的にラインを引くモードの根本的なスイッチであるこちらも「true」にしてください。

【ライン描画のみ】
false: ライン描画と同時にコマンドを埋め込みます。
true: ライン描画のみを行います。

完全な自動売買を行わせる場合は、「false」を選択します。
こちらが「true」の場合は、ラインの設置のみを行いますので、コマンドの埋め込みは手動で行う事になります。

※重要(1)※(「false」の場合)
Autoモードによって自動的に引かれたラインは、再描画タイミングで、一旦全て削除されてしまいます。
こちらが「false」の場合に、一部のラインを、再描画タイミングの削除から免れさせたい場合は、そのオブジェクトに対して「キープ」を行ってください。

※重要(2)※(「true」の場合)
こちらが「true」の場合は、誤操作を防ぐために下記の動作が自動的に作動致します。
  1. 「コマンド付与済みオブジェクトの視認性を向上させる」が自動的にONとなります。

    これは、こちらの「ライン描画のみ」のモードでは、ラインの重複が頻繁に生じる為です。
    全く同じ座標のラインに重複して同じコマンドを与えてしまう事故を防ぐための措置です。

  2. コマンドを与えられたオブジェクトが自動的に「キープ」されます。

    Autoモードによって自動的に引かれたラインは、再描画タイミングで、一旦全て削除されてしまいます。
    その為、何らかのコマンドを与えたオブジェクトは、自動的に「キープ」状態となります。


【外側時に限定してコマンドを埋め込む】
false: 限定しない
ture: 外側時のみ

既に形成されたトレンドラインは、トレンド転換時のリターンムーブの素材として優秀です。

【内側時にレートが外側にあるものとみなしてコマンドを埋め込む】
false: この機能を利用しない
true: 現在のレートが上のラインよりも下、あるいは下のラインよりも上、つまり内側にある場合でも、外側にあるものとみなします。

こちらの機能は、「常に外側時のコマンドを付与しておきたい」場合に利用します。

【内側時に限定してコマンドを埋め込む】
false: 限定しない
ture: 内側時のみ

上蓋は主に利益確定で利用されますが、トレンド転換する事も多く、エントリーポイントとしても優秀です。
突き抜けた場合は、今度は「踏み台」として利用されることもあり、その「突き抜けた場合」にもコマンドを埋め込む場合は「限定しない(false)」を選択してください。
伸び方向の利益確定またはトレンド転換のみが目的の場合は、「内側時のみ(true)」にてご利用ください。


こちらの機能によってコマンドの付与が無効化されたラインは、「ライン描画のみ」時と同じラインの色、スタイルで描画されます。


利益確定の目的で利用なさいます場合は、「早降り設定」を「早乗り設定」よりも大き目にしておくと良いかもしれません。

【外側時にレートが内側にあるものとみなしてコマンドを埋め込む】
false: この機能を利用しない
true: 現在のレートが上蓋をはみ出して外側にある場合でも、内側にあるものとみなします。

こちらの機能は、「常に内側時のコマンドを付与しておきたい」場合に利用します。

※リターンムーブについて※
「内側時にレートが外側にあるものとみなしてコマンドを埋め込む」
「外側時にレートが内側にあるものとみなしてコマンドを埋め込む」
これらの機能は、「みなしている」だけですので、リターンムーブの「浮き条件」につきましては現実の状態で判定されます。

【上側のラインが上を向いている場合を対象】
【上側のラインが平行である場合を対象】
【上側のラインが下を向いている場合を対象】
【下側のラインが上を向いている場合を対象】
【下側のラインが平行である場合を対象】
【下側のラインが下を向いている場合を対象】
false: コマンド埋め込みの対象としない
true: 対象とする

例えば、上昇トレンド時に、上側の頂点同士を結んだラインにコマンドを付与したい場合は、【上側のラインが上を向いている場合を対象】を「true」とします。

【ライン引き方法】
-1: Tubeの基点から「渡し頂点」に渡します。(図のup0→up1のラインです(「渡し頂点」が「1」の場合))
0: Tubeの基点から最新の頂点に渡します。(図のup0→up4のラインです)
1: 最新の頂点に、その一つ前の頂点から渡します。(図のup3→up4のラインです)(※始点と終点で異なるZigZagを指定した場合は最新頂点同士を結びます)


こちらは、「上側のラインが上を向いている場合を対象」が「true」の場合に引かれる線です。
また、「始点」「終点」共に同じZigZagを用いている場合です。

【渡し頂点】
「ライン引き方法」が「-1」の場合の、渡す先の頂点を指定します。
1以上の数値を設定してください。
例)
1: Tubeの基点から、その次の頂点に渡します。
2: Tubeの基点から、その次の次の頂点に渡します。

※存在しない頂点を指定した場合はラインを引きません。

【「渡し頂点」以降無効化頂点数】
「渡し頂点」以降に新たな頂点が生成された場合に、コマンドの付与を無効化する事ができます。
0: 無効化しない。
例)
1: 「渡し頂点」の次の頂点が生成された時点で、コマンドの付与をしなくなります。
2: 「渡し頂点」の次の次の頂点が生成された時点で、コマンドの付与をしなくなります。


こちらの機能は、「ライン引き方法」がいずれであっても有効です。
無効化したくない場合は、「0」を設定しておいてください。

【条件追加:Formの使用】
false: 使わない
true: 使う

「true」にすると、ラインを設置する為の条件を追加できます。

※現状、一般的な利用方法はありません。製作者がロジックに融通を利かせるために利用している機能です。
※現状、「true」にすると落ちます。

【条件追加:Form】
追加条件名(Form)を指定します。


【Autoモード】【上蓋】【ZigZagの設定(1)(2)(3)】


上蓋を被せる対象となるZigZagとそのTubeを選択し、ラインの色やスタイルを設定します。

始点と終点で異なるZigZagを指定可能です。

上蓋は同時に3種類まで稼働させることが可能です。

【上蓋のON/OFF】
false: 使わない
true: 使う

【埋め込むコマンド(↑側)】
【埋め込むコマンド(↓側)】
例)
r_sell
r_buy

現在レートとの位置関係から、自動的にコマンドを付与します。

「ライン描画のみ」が「true」の場合は付与されません。

【(始点)ZigZagの番号】
【(終点)ZigZagの番号】
「ZigZagマネージャー」で設定したZigZagの番号を指定します。


終点が、始点の頂点の日時よりも古い場合は、ラインは設置されません。

従いまして、基本的に、終点のZigZagは、始点のZigZagよりもスケールが小さくなるよう設定致します。

【(始点)Tubeの番号】
【(終点)Tubeの番号】
「ZigZagの番号」で指定したZigZagのTube番号を指定します。

【LINEの色】
こちらは、デフォルト(初期値)で使い難い場合にお好みで設定してください。

【LINEのスタイル】
スタイルを設定します。

スタイル番号につきましてはこちらとなります。
0 普通の線
1 幅が大き目の点線
2 点線
3 一点鎖線
4 二点鎖線

【LINEの選択状態】
false: トレンドライン(上蓋)を「未選択状態」で設置します。
true: トレンドライン(上蓋)を「選択状態」で設置します。

【LINEのコマンド無効時スタイル】
「「渡し頂点」以降無効化頂点数」の設定によってコマンドの付与が無効化された上蓋に対し、別のスタイルを適用します。

スタイル番号につきましてはこちらとなります。
0 普通の線
1 幅が大き目の点線
2 点線
3 一点鎖線
4 二点鎖線

【傾き制限のON/OFF】
false: 使わない
ture: 使う

【傾き下限】
【傾き上限】
例)0.005(下限よりも上限が小さな値の場合は、条件を満たすことが100%ありませんので、コマンドの埋め込みが全くなされないことになります)

描画するラインの傾きに下限及び上限を設けます。
傾き値(レート差÷Bar本数)を入力してください。
(こちらの値は水平時に0.0となります)

※「ライン水平化」の場合でも、水平化する前の元のラインの始点、終点の情報に従って計算され、判断されます。

【ライン水平化】
false: 利用しない
true: 利用する

トレンドラインの代わりに「水平ライン」を設置する機能です。
水平ラインは新しい方の頂点位置(終点)に設置されます。

【終点レベル[%]】
ラインの終点位置をパーセントで指定します。

例)
0: ラインの始点と同じレートとなります。
50: ラインの始点と終点の中間のレートとなります。
100: ラインの終点と同じレートとなります。(これが普通です)

[メモ]
こちらは、ラインの「終点」のレートを変更する機能です。

【ラインを直近1スイングに置き換える】
描画するラインの始点を移動する事によって、始点→終点のラインが、直近の1スイングになるように置換を行います。

【終点レベル[%]】は、この置き換えた始点と終点から計算されます。

☆【ライン水平化】と組み合わせて、任意のフィボナッチレベルでの売買が可能となります。

[メモ]
こちらは、ラインの「始点」を、「終点」の一つ前(「終点」がZigZagの上側ならその一つ前の下側、または、「終点」がZigZagの下側ならその一つ前の上側)の頂点に置き換える機能です。

【終点の次の頂点(上下問わない)が観測された時点で無効化】
false: しない
true: する

引かれているラインの終点(より新しい方の頂点)より先(未来)に、ZigZagの上下を問わず、最新の頂点が観測された時点でラインを無効化します。


【Autoモード】【総意ライン】


条件に従って自動的に「一度効いた事があるライン」を抽出します。

ラインに自動的にコマンドを付与することが可能な為、完全自動売買化が可能です。

「上蓋」と違い、こちらは「二次手法」となります。

実際のバックテストデータや設定ファイル等を公開しておりますのでブログの方も参考にしていただければ幸いです。

「捜索エリア」は三種(基点用/支点用/終点用)ありますが、マニュアルでは全て同じ幅だった場合の挙動説明となっております。

【総意ライン】
false: 使わない
ture: 使う

【ライン描画のみ】
false: ライン描画と同時にコマンドを埋め込みます。
true: ライン描画のみを行います。

こちらと同様の機能となります。

【2ndに対して線を引く】
【3rdに対して線を引く】
false: 引かない
ture: 引く

≪2nd頂点(支点)、3rd頂点(終点)とは≫
「総意ライン」では、「効いた」と判断したラインにつきまして、二つのラインの引き方をサポートしています。

1.「基点」と「2nd頂点(支点)」を結ぶ。
こちらは、総意ラインの捜索時に、まず最初に試行したライン(つまりオリジナルのライン)の事です。

2.「基点」と「3rd頂点(終点)」を結ぶ。
こちらは、総意ラインの捜索時に、「基点」と「2nd頂点(支点)」を結んだ先で「効いている」と判断した頂点に対して、「基点」からラインを引いたものです。


詳しくは、下図にてご確認ください。

基点から2nd(支点)に引いてみたライン(実線)の延長上に存在した3rd(終点)のレートが、交点から「許容レート差」圏内だった為、「効いている」と判断。
その3rdに引いたものが点線のラインです。

【マスキング】
false: 行なわない
true: 行なう

総意ラインの「根拠となった部分」にマスキングを行い、視認性を向上させます。

≪マスキング無し≫


≪マスキング有り≫


【捜索エリア等間隔モード(基点用)
【捜索エリア等間隔モード(支点用)】
【捜索エリア等間隔モード(終点用)】
false: 捜索エリアの幅を自由に変更できます。
true: 捜索エリアの幅が固定されます。

true の場合は、「始点(右)の垂直線」を基準にエリアが等間隔で移動します。
常に一定の間隔を保ちたい場合に便利です。
操作は「始点(右)の垂直線」に対して行ってください。「終点(左)の垂直線」を動かしても捜索エリアは変化致しません。

≪捜索エリア等間隔モードの説明図≫
こちらは、捜索エリアが予め130本で設定されている場合の、「捜索エリア等間隔モード」の動作の説明です。




【Autoモード】【総意ライン】【設定(1)(2)(3)】

※(1)のみ掲載。他に(2)と(3)があります。

「総意ライン」を抽出するための条件を設定します。

総意ラインは同時に3種類まで稼働させることが可能です。

等間隔で水平ラインを設置する機能もあります(ライン等間隔モード)。

【総意ラインのON/OFF】
false: 使わない。
true: 使う。


こちらの機能をご利用いただく場合は、自動的にラインを引くモードの根本的なスイッチであるこちらも「true」にしてください。

【埋め込むコマンド(↑側)】
【埋め込むコマンド(↓側)】
例)
r_sell
r_buy

現在レートとの位置関係から、自動的にコマンドを付与します。

「ライン描画のみ」が「true」の場合は付与されません。

【基点を一点に固定する】
基点を固定された一点(普通はローソク足のHighかLow)とします。

こちらはその例です。
基点・・・固定の頂点
支点・・・ZigZag6-5-3
終点・・・「全許容」モード


【捜索終点(基点用)も固定する】
false: 固定しない。
ture: 固定する。

trueの場合、【捜索終点(基点用)[Bar番号]】や【捜索エリア等間隔モード】に関わらず、捜索の終点(基点用)を【基点を一点に固定する】で設定した位置に固定します。

☆こちらは、【基点を固定する】が「false」でも機能致します。


「捜索終点(基点用)」とは、捜索エリアの左側の境界、つまり、チャート上のその位置に設置されたVLINEの事です。
このVLINEを、設定した「固定基点の時間」の位置に固定すると言う事です。

【固定基点の時間】
【固定基点の価格】

こちらは、チャート上でトレンドラインを設置してコピーし、設定してください。

≪コピー方法≫
  1. 情報が欲しい頂点に対してトレンドラインを引きます。


  2. トレンドラインをダブルクリックして「選択状態」とし、右クリックして「Trendline プロパティ」を選択。


  3. トレンドラインのプロパティから、「パラメーター」タブを選択し、その中の「時間」と「価格」をコピーする。


  4. L01の「基点の時間」と「基点の価格」の設定にペースト(貼り付け)する。


【ZigZagの番号(基点用)】
基点として利用する「ZigZagマネージャー」の番号を指定してください。

【ZigZagの番号(支点用)】
支点として利用する「ZigZagマネージャー」の番号を指定してください。

【ZigZagの番号(終点用)】
終点として利用する「ZigZagマネージャー」の番号を指定してください。

【支点は上側の頂点を対象】
【支点は下側の頂点を対象】
false: 非対象
true: 対象

支点(2nd)について、処理を上側の頂点または下側の頂点のみに限定するオプションです。

【捜索始点(基点用)[Bar番号]】
【捜索終点(基点用)[Bar番号]】
【捜索始点(支点用)[Bar番号]】
【捜索終点(支点用)[Bar番号]】
【捜索始点(終点用)[Bar番号]】
【捜索終点(終点用)[Bar番号]】
Bar番号(足の番号)で、総意ラインを捜索するエリアを指定します。
「始点」は、現在の最新の足までの場合は「0」です。こちらを0以外に変更することはあまり無いと思います。

Bar本数は、0 が現在生成中のローソク足、1 が一つ前のローソク足を表します。

※こちらの捜索エリアが、MT4上にTickデータが存在しないエリアを参照していた場合、バックテストは停止致します。


こちらの捜索エリアは、表示される二本のVLINE(垂直線)を移動させることによっても調整が可能です。
(※バックテスト時はMT4の仕様上機能致しません)

≪垂直線のドラッグ前≫
こちらは、ZigZagを最小の2-5-1とした場合のやや極端な例です。


≪垂直線のドラッグ後≫



こちらの機能は、ZigZagの取得範囲(2020年1月現在、200頂点まで)外は対象外となります。
過去のチャートに適用してみたい場合は、バックテストをビジュアルモードで走らせてテンプレートとして保存する等の方法でご利用ください。

*【許容レート差】
「ラインが効いている」との判断をする為の、ラインとの許容レート差です。
ローソク足の末端と、ラインとの距離がこちらの値以内である場合に「効いている」と判断致します。

0.02円(2pips)の場合は、0.02と入力。(USDJPYやEURJPY等の、決済通貨がJPYの場合)
0.0002ドル(2pips)の場合は、0.0002ドルと入力してください。(EURUSD、GBPUSD等の、決済通貨がUSDの場合)

【全許容】
false: 通常。
true: 「許容レート差」に関わらず、全てのラインを許容します。

true の場合、設定によってはラインの数が膨大でMT4が固まってしまうことがあります。

true の場合は、設定に関わらず2ndラインのみの描画となり、3rdラインは描画されません(全てを許容している為3rdラインは存在しません)。

【傾き制限のON/OFF】
false: 使わない。
true: 使う。

【傾き上限】
例)0.005

描画するラインの傾きに上限を設けます。
傾き値(レート差÷Bar本数)を入力してください。
(こちらの値は水平時に0.0となります)

※「全許容」であっても本設定の影響を受けます。

【2nd-LINEを水平化】
false: 利用しない。
true: 利用する。

2nd-LINEを、2nd(支点)頂点を基準とした水平ラインに置き換えます。
【マスキング】は水平化されません。

【2nd-LINEの色】
【3rd-LINEの色】
こちらは、デフォルト(初期値)で使い難い場合にお好みで設定してください。

【2nd-LINEのマスク色】
【3rd-LINEのマスク色】
こちらは、デフォルト(初期値)で使い難い場合にお好みで設定してください。

【2nd-LINEのスタイル】
【3rd-LINEのスタイル】
スタイルを設定します。

スタイル番号につきましてはこちらとなります。
0 普通の線
1 幅が大き目の点線
2 点線
3 一点鎖線
4 二点鎖線

【2nd-LINEの背景表示】
【3rd-LINEの背景表示】
ラインを背景表示するかどうかを設定します。

false: しない。
true: 背景表示する。(ローソク足の裏側に表示されます)

【2nd-LINEの選択状態】
【3rd-LINEの選択状態】
false: ラインを「未選択状態」で設置します。
true: ラインを「選択状態」で設置します。

【VLINEの色(基点用)】
【VLINEの色(支点用)】
【VLINEの色(終点用)】
捜索エリアを表すVLINE(垂直線)の色を設定します。

こちらは、デフォルト(初期値)で使い難い場合にお好みで設定してください。

【VLINEのスタイル(基点用)】
【VLINEのスタイル(支点用)】
【VLINEのスタイル(終点用)】
捜索エリアを表すVLINE(垂直線)のスタイルを設定します。
スタイル番号につきましてはこちらとなります。
0 普通の線
1 幅が大き目の点線
2 点線
3 一点鎖線
4 二点鎖線

≪間引き作業≫
総意ラインの間引きは、ワンタッチ機能を利用すると大変捗ります。

間引きにつきましては、ブログの関連する記事を参考にしていただければ幸いです。

【ライン等間隔モード】
false: 生成しない
true: 生成する

開始レートから終了レートまで、等間隔で水平ラインを設置します。

こちらが「true」の場合は、通常の総意ラインは設置されません。
また、水平ラインの色、スタイル、背景表示、選択状態は、「2nd-LINE」のものが使用されます。

【ライン等間隔モードの終了レート】
【ライン等間隔モードの開始レート】
こちらで、開始レートと終了レートを指定してください。

例)100/90

USDJPYの場合、90円から100円までの間に、等間隔に水平ラインを設置します。

【ライン等間隔モードの間隔】
水平ラインの間隔を指定します。

例)2

USDJPYの場合、2円間隔でラインを設置します。

※こちらはpips入力には対応しておりませんので、常に決済通貨単位(チャートがUSDJPYの場合はJPY、つまり日本円です)で入力してください。

≪USDJPYで、90円から120円まで、2円間隔でラインを引いた例≫


もはや総意ラインでも何でもありませんが、ナンピン等のシステム構築にご利用ください。

【ライン等間隔モード:フローティング(上)(下)】
フローティングモードのON/OFFを設定します。

false: 使わない
true: 使う

フローティングモードとは、ラインをどのレートからどのレートまで引く、と予め決めない等間隔モードです。
「買い」で考えた場合、既存のポジションが存在しない場合は常に、現在レートまたは少し下からラインが設置されます。
例えば、【ライン等間隔モードの間隔】が「10(円)」、後述の【フローティング(上)(下):本数】が「3(本)」だった場合は、現在レートが115円の場合、110円、100円、90円にラインが設置されます。
そして、現在レートが120円を越えた場合は、120円、110円、100円とラインが設置されます。

また、もし、120円で「買い」が入った後、レートが105円まで下がっても、ラインの設置位置は、一番高い位置にある買いポジション(120円)基準で設置されますので、120円、110円、100円のままとなります。

※フローティングモードの上下いずれかが「true」の場合、通常の「ライン等間隔モード」は動作致しません。

【フローティング(上)(下):本数】
上のラインは既存のSellポジションの最小レートから、下のラインは既存のBuyポジションの最大レートから、本数で上限を指定します。

0: ラインを引きません。
1: ラインを一本まで引きます。上限が一本ですので、そのラインでポジションが発行されれば、以降、ラインの描画はその最初のラインと同一のもののみ許容され、他のレートではラインが引かれなくなります。
2: ラインを二本まで引きます。

例えば、下記のようなパラーメータだったとします。

≪設定の場所:【Autoモード】【総意ライン】【設定】≫
【埋め込むコマンド(↓側)】 r_buy(反射買い)
【ライン等間隔モード】 true(使う)
【ライン等間隔モードの間隔】 1.0(円)
【ライン等間隔モード:フローティング(下) true(使う)
【フローティング(下):本数】 2(本)

≪設定の場所:【新規発注制御機能】【レート差】
【新規発注制御機能】【レート差】 true(使う)
【既存最外縁レートからのマイナス幅による新規発注許可】 0.5(円)
【全ポジションからの絶対幅で判断:対象Buy】 true(使う)

≪挙動説明≫
現在レートが100.5円の場合、ラインは、1.0円間隔ですので、100.0円と99.0円に設置されます。
その後、レートが下がって100.0円のラインにタッチすると、r_buy が発動して一つ目の買いポジションが発行されます。
その後、レートが更に下がって99.0円のラインにタッチすると、r_buy が発動して二つ目の買いポジションが発行されます。
その後、レートが99.5円に戻り、再び99.0円のラインにタッチした場合は、既に99.0円のラインでは買いポジションが発行されています(決済されず残っているものとします)ので、【新規発注制御機能】の設定により、0.5円以上離れていなければ新規のポジションは発行できませんので、この「99.0円」のラインにレートがタッチしてもポジションは発行されません。

【フローティング(上下共通):本数自動モード】
false: 使わない
ture: 使う

こちらは、最大DD(決済通貨単位でのレート差)を指定し、残高と必要証拠金及び固定ロット数からラインの本数を自動的に計算させるモードです。
予めこれ以上のDDは無いだろう、といった指標がある場合に、「残高 - 必要証拠金」に応じて完全に自動でラインを引かせたい場合に利用します。

※ 重要 ※
土日等に、マーケット情報を取得できないブローカー(XM等)の場合、ラインを引く事が出来ません。
チャート左上の表示が「-1本」となります。

また、エキスパートタブでも警告が表示されます。


マーケット情報を取得できるようになりましたら、自動的に回復致しますので、週明けに動作確認をお願い致します。

詳しくは、【レート取得用の通貨ペア名を指定】をご覧ください。

【↑最大DD】
レート差を入力します。決済通貨単位(チャートの縦軸の通貨単位のことです。USDJPYの場合は「円」、EURUSDの場合は「米ドル」)です。

≪本数自動モードを用いた等間隔ナンピンシステムの構築例:S&P500(株価指数)(Tradeviewデモ口座)≫

1.コロナショックでの下落を上回る事は当面無いと仮定、つまり、コロナショックの下落幅を最大DDとして設定します。

こちらのチャートの例では、「1214.9」を【フローティング(上下共通):本数自動モード:最大DD】に入力します。



2.チャートの「仕様」から、最小取引数量を【固定ロット数】に入力します。

数量が小さいほど、たくさんの線を引く事ができますので、最小以外の数値を設定する意味はあまりありません。
【固定ロット数】を基準に計算されますので、複利では運用しないでください



3.【新規発注制御機能】【レート差】の設定を行います。
同様のレートでの重複エントリーを防ぐため、こちらの機能は「等間隔ナンピン手法」では必須となります。

A. 機能自体を有効にします。


B. 【↑「ライン等間隔モードの間隔」を参照】を有効にします。


こちらを「true」にする事によって、【ライン等間隔モード】のラインの間隔を【↑割る値】で割った値を、発注制御機能の幅として利用します。

C. 【↑割る値】に「2」を設定します。

D. 【全ポジションからの絶対幅で判断:対象Buy】を有効にします。


これで、既存の全てのポジションから「ラインの間隔の1/2」以上離れている場合にのみ、新規のエントリーが許可されます。
(今回の例は常に「買い」しか行いませんので、対象はBuyのみとなります)


4.レート取得用の通貨ペア名の手動指定を行ないます。
「本数自動モード」は、証拠金通貨を決済通貨に変換するための為替レートを必要とします。
所が、通常、自動取得できるこの為替レート(通貨ペア)が、株価指数やコモディティでは取得できません。
その為、レート取得用の通貨ペアを手動で設定する必要があります。

こちらをご覧になっているほとんどの方(証拠金通貨が日本円)は下記の設定となります。


詳しくは、【レート取得用の通貨ペア名を指定】をご覧ください。

5.その他、基本的な設定を行います。

A. SLを未発行とします。
今回は「等間隔ナンピン」ですので、SLは発行しない為、【固定SL(ストップロス)幅】に「0」を入力します。



B. 「Autoモード」をONにします。
ラインを等間隔で引く機能は「総意ライン」の一部であり、総意ラインは「Autoモード」の一部ですので、「Autoモード」自体をONにします。



C. 「総意ライン」をONにします。
ラインを等間隔で引く機能は「総意ライン」の一部ですので、「総意ライン」自体をONにします。



D. 【(1)埋め込むコマンド(↓側)】を設定します。
反射して買う為、「r_buy」を入力します。



E. 【(1)埋め込むコマンド(↑側)】を設定します。
上にあるラインでは特に何もしなくても構わない為、「(空欄)」もしくは、買いコマンドである「r_buy(反射買い)」や「b_buy(ブレイク買い)」を入力しておきます。



F. 【(1)ライン等間隔モード】をONにします。



G. 【(1)フローティング(上下共通):本数自動モード】をONにします。



H. その他
TPやトレール、ライン再設置のタイミングやその他の細かい設定は、お好みで設定してください。


6.結果、下記のようなチャートとなります。


上記は、下記のような条件下で自動計算された場合のものです。

項目 単位 メモ
残高 981108 JPY 日本の方は多くの場合、証拠金通貨は日本円(JPY)でしょう。
必要証拠金 72183 JPY この時点で持っている他のポジションの必要証拠金の合計です。
USDJPY 104.711 JPY 「残高-必要証拠金」は、(981108-72183)/104.711=8680.3201[米ドル]です。
最大DD 1214.9 USD
固定ロット数 0.1 lot

仮に、何か大きな事件が起き、一気にこれらのライン全てで「買い」エントリーしたとしても、最初のエントリーポイントである「3457.8ドル」から、最大DD1214.9ドル下落した「2242.89ドル」までの下落であれば、現在の「残高-必要証拠金=908925円」で耐えられる計算となっています。

※ 実際は少し足りません ※
計算には「今後増える必要証拠金」(今後ポジションが増えるので必要証拠金も増えます)は計算には含まれておりません。
(既に全てのラインでポジションを持ってしまっている場合は、既に計算に入っていますので、この場合は必要証拠金に関してはそれ以上は増えません)
また、株価指数の場合はスワップポイントも基本的にはマイナスとなりますので、その分も計算に入っていない為、足りない事になります。

このような理由から、設定する最大DDは、少し大き目のものを設定しておく必要があります。
または、【↑残高】に実際よりも少なめの金額を指定してください。

但し、含み益が存在する場合は、逆に余裕がある場合もありますが、逆に、本手法以外の含み損などがある場合はご注意ください。
また、為替レートによってもリスクは変動致します(円安になれば不利に、円高になれば有利になります)。



【↑残高指定】
本数自動モードの計算に用いる残高を、実際のものとするか、指定するかを選択します。
false: 口座の実際の残高を計算に使用します。
true: 金額を指定します。

【↑残高】
本数自動モードの計算に用いる残高を指定する場合の、その金額を入力します。
例)1000000: 残高を100万(証拠金通貨単位)と仮定して計算を行います。

画面の左上に下記のように表示されています。

実際の残高が981108、計算に使用した金額が1000000である事が分かります。
(実際はこの金額から必要証拠金を減額して計算を行っています)


パネル表示設定




操作パネルの表示設定を行います。

不要なパネルは非表示にできます。

※注意事項※
マウスやキーボードからの入力をリアルタイムで受け付けるような機能(ボタン操作やマウスクリックによるコマンド埋め込み)はストラテジーテスターでは動作不可となっております。
試用なさいます場合はデモ口座をご利用ください。

※Tickの受信を行っていない時間帯の挙動について※
土日や1月1日等、サーバーからTickの受信を行っていない時間帯は、EA自体が動作しておりませんので、ボタンを押しても反応致しません。
(例外として、「TP/SLライン」は動作致します)
強制的に反応させたい場合は、EAの設定画面を開いて「OK」を押す(キーボードの「F7」→「OK」)と、Tickの受信を一回行ったのと同じ動作を行います(そのように作っております)。
(※発注や決済を行うボタンは、サーバー自体が停止しておりますので動作を強制する事はできません)

※お知らせ※
パネル機能は一部を除き将来削除させていただく可能性があります。

「TP/SLライン」「SELL/BUY」「ドテンSELL/BUY」「全決済SELL/BUY」以外のボタンは全て、内部の設定項目の値を単に上書きするものに過ぎません。
内部の設定を上書きするといった制御構造を後付けした為、メンテナンス性が著しく低下しております。

本ソフトウェアは、即応性(アクション性)を主とした利用スタイルを想定して開発を行っているわけではありませんので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。


【パネル表示】
false: 「パネル表示」ボタン自体を非表示に設定します。
true: 「パネル表示」ボタンを表示します。

【(その他の項目共通)】
false: 非表示とします。
true: 表示します。

使わないパネルは邪魔なので「false」にしましょう。
作者はスイング売買のチャートでは全く使用しておりません。全く使わない場合は、「パネル表示」自体を「false」にしておくと画面がスッキリします。

【ボタン全体のルール】
ボタンは、表示しただけでは何らの機能も発揮致しません。
全てのボタンは「押下」して初めて機能致します。
そして、押下されたままのボタンと、瞬間的に元に戻るボタンの二種類があります。

ほとんどのボタンは既存のEAの設定の値を上書きするだけのものです。
(※ [ ]内の数字はマニュアルの各項目の番号に対応しています)
従って、値を上書きしてもその他の設定によっては無効である場合があります。

値の入力が異常な場合は、ボタンを押下すると「無効」と表示されます。


【入力部品について】
レートに関する値は全て、「レート(価格)に関する設定を決済通貨単位で行う(pipsの完全排除)」の影響を受けます。

また、「レート(価格)に関する設定を決済通貨単位で行う(pipsの完全排除)」を切り替えた場合は、パネルが一旦全削除されて値がリセットされます。

【Autoモード】[11]




こちらの機能は、ボタンが押下されている間だけ、「Autoモード」を「true」に強制するものです。

【TP/SLライン [本]】




こちらは、上下二つのライン及び、垂直線がセットになった機能です。
ボタンを押すと、ボタンの表示が変わり、チャート上にラインが三本出現致します。

右側の数字は垂直線の位置を表します(チャートの一番右の生成中の足が0番、一つ前が1番、二つ前が2番、・・・です)。
初期値は「SL自動機能」と一致しますが、「0」の場合は「1」でスタート致します。

次に、垂直線を左にドラッグして50番目の足に移動させます。


すると、パネルの数字も「50」に変わります。


同時に、上下の線が、垂直線のある位置の足から現在生成中の足までの中で最も高い位置と低い位置に自動的に移動します。
このラインの位置は、「SL自動: 上乗せ[%]」及び「SL自動: 上乗せ」が適用された位置となります(両方0設定の場合は足の末端にぴったりの位置となります)。

また、こちらの上下の水平ラインは、手動でも移動が可能です。
垂直線を移動させたり、パネルの数字に直接入力を行うと自動で移動致します。

そしてこちらの上下のラインが、エントリーした際のTPとSLの位置となります(上下のラインが存在する間はこちらが他のどの設定よりも最優先で適用されます)。
片方のラインを削除して一方しか存在しない場合は、現在レートと一致していない限りは有効で、TPまたはSLとして採用されます。

両方とも現在レートよりも上または下にある場合は線が赤くなり無効となります。


【固定SL】[1][2]




こちらは、固定のSL幅を設定し、強制するボタンです。
ボタンを押すと表示が変わり、以降、エントリー時はこちらのSL幅が適用されます。
(※但し、「TP/SLライン」が存在する場合はそちらが優先です)

こちらの機能は、ボタンが押下されている間だけ、「固定SL幅」に上書きを行い、かつ、「固定SL/自動計算切り替え」を「false」に強制するものです。
文字がピンク色になるのは、値の上書きだけではなくモードも変更して強制力が高い事を表しています。

【TP [ SL幅x or LS金額x ]】[3]



こちらの機能は、ボタンが押下されている間だけ、「TP自動機能」に上書きを行う機能です。
(※但し、「TP/SLライン」が存在する場合はそちらが優先です)

【固定ロット [ lot ]】[4][5]



こちらの機能は、ボタンが押下されている間だけ、「固定ロット数」に上書きを行い、かつ、「固定ロット/自動計算切り替え」を「false」に強制するものです。
文字がピンク色になるのは、値の上書きだけではなくモードも変更して強制力が高い事を表しています。

【分割エントリー [ 個 ]】[6]




こちらの機能は、ボタンが押下されている間だけ、「分割エントリー数」に上書きを行なう機能です。

【ゼロ点移動】[8]




こちらの機能は、ボタンが押下されている間だけ、「ゼロ点移動のみ行う」を「true」に強制するものです。

※こちらは「トレール・ゼロ点移動の設定 その2」に繋がっています。

【トレーリングストップ】[7]




こちらの機能は、ボタンが押下されている間だけ、「トレーリングストップ機能」を「true」に強制するものです。

【トレール幅】[9]



こちらの機能は、ボタンが押下されている間だけ、「トレール幅」に上書きを行なう機能です。

【足末端トレール [ 本 ]】[10]




こちらの機能は、ボタンが押下されている間だけ、「足末端トレーリングの使用と本数」に上書きを行なう機能です。

【全決済SELL】【全決済BUY】


こちらはそれぞれ、SELLポジションを全決済、またはBUYポジションを全決済致します。


L01の仕様上、発注価格よりも現在レートが逆行しているポジションは決済対象に含まれません。
こちらはレートの逆行のみを非執行条件をしている為、手数料やスワップでマイナスであっても、レートが逆行していなければ(発注価格と同じか順方向であれば)対象となります。

【ドテンSELL】【ドテンBUY】


「ドテンSELL」は、BUYポジションを全てクローズし、SELLポジションを一つ発行致します。
「ドテンBUY」は、SELLポジションを全てクローズし、BUYポジションを一つ発行致します。


L01の仕様上、発注価格よりも現在レートが逆行しているポジションは決済対象に含まれません。
こちらはレートの逆行のみを非執行条件をしている為、手数料やスワップでマイナスであっても、レートが逆行していなければ(発注価格と同じか順方向であれば)対象となります。

【SELL】【BUY】


「SELL」は、SELLポジションを一つ発行致します。
「BUY」は、BUYポジションを一つ発行致します。


【TP/SLライン】【スタイル設定】


こちらはデフォルト(初期設定)状態で使いにくいと感じた場合に変更してみてください。

スタイル番号につきましてはこちらとなります。
0 普通の線
1 幅が大き目の点線
2 点線
3 一点鎖線
4 二点鎖線
※「ラインの太さ」を「2以上」にした場合は、「スタイル番号」に関わらず「普通の線」で固定されます。


ワンタッチ機能


マウスクリックだけでコマンドを埋め込んだり、無効化したり、対象を削除する便利機能です。

対象は「トレンドライン」及び「水平ライン」です。

対象物の上にマウスのカーソルを合わせて操作してください。

※注意事項※
マウスやキーボードからの入力をリアルタイムで受け付けるような機能(ボタン操作やマウスクリックによるコマンド埋め込み)はストラテジーテスターでは動作不可となっております。
試用なさいます場合はデモ口座をご利用ください。


【SHIFT + マウスの左クリック】
r_sell まはた r_buy を埋め込みます。

【TAB + マウスの左クリック】
b_sell または b_buy を埋め込みます。
(TABの「B」が「Break」の「B」だと思って覚えてください)

(本当は「Ctrlキー」を使いたかったのですが、Ctrlキーでは対象が選択状態の場合に、MT4の機能上「複製」してしまう為、避けました)

【r + マウスの左クリック】
rm_r_sell または rm_r_buy を埋め込みます。
(Return Move)

【d + マウスの左クリック】
d_sell または d_buy を埋め込みます。
(Doten)

【c + マウスの左クリック】
c_sell または c_buy を埋め込みます。
(Close)

【v + マウスの左クリック】
コマンドを無効化します。
(Void)

「無効化色」に変更すると同時に、コマンドを「voided」に置き換えます。

【s + マウスの左クリック】
例えば、月足(MN)のチャートのローソク足の先端(High/Low)にラインの始点/終点を置き、その後チャートを週足(W1)に変更した場合、始点/終点にズレが生じます。
運が良ければ一致したままですが、大抵ズレて宙に浮いています。
このズレを修正したトレンドラインを新たに生成する機能です。
(Shift)

こちらの例ではまず、D1のチャートにトレンドラインを引いています。


上記のD1チャートをH4に変更すると、アンカーポイントが宙に浮きます。

これを手動で合わせるのが面倒なんですよね。

この状態で、ラインにマウスのカーソルを合わせて「s」キーを押しながら左クリックすると、自動的にシフトしたトレンドラインを生成します。

これでライン引きが捗ります。

  • 無事シフト先が見つかった場合
    トレンドラインを、「シフト先」にコピーします。
    また、オリジナルのトレンドラインを「選択状態」にします。(不要な場合はそのまま削除してください)


    オリジナルのトレンドラインの「スタイル」「幅」「説明」がコピーされます。
    「説明」欄はL01のコマンドが入る部分ですので、コマンドもそのままコピーされると言う事になります。


    始点/終点いずれも最初から一致している場合は、トレンドラインが全く同じ位置にコピーされる事になります。


    コピーされたトレンドラインの名前(オブジェクト名)は、下記のように変更されます。


  • シフト先が見つからなかった場合
    トレンドラインを、「選択状態」で「Bar-1(ローソク足1本分過去)の位置」に「void_color」「点線(STYLE_DOT)」でコピーします。
    このトレンドラインが出現した場合は、手動で新たなアンカーポイントを探す必要があります。


    ブローカーによっては、各時間足でレートが異なる事があり、そういった場合はアンカーポイントの修正ができません。
    完全に一致したHigh/Low値を持つローソク足が見つかる事がシフトの条件です。

  • Barの限界で始点または終点が存在しない(ローソク足が存在しない)場合
    トレンドラインを、「選択状態」で「現在位置」に「void_color」「幅5」でコピーします。

    作業中に太いラインが出現したら、「この時間足でこのトレンドラインを正確に引っ張るのは無理なのね」と理解してください。


こちらは「水平ライン」では無意味な為機能致しません。機能するのは「トレンドライン」のみとなります。

【w + マウスの左クリック】
対象をコピーし、選択状態とします。

対象の名前(オブジェクト名)は、下記のように変更されます。

☆MT4の機能上、「選択状態」のオブジェクトを「Ctrl」を押しながら左クリックするとコピーされますが、本機能の方が作業が軽快です。

【x + マウスの左クリック】
対象を削除します。
(X)

※MT4のマウスクリックの有効範囲は意外と広い為、ご注意ください。

【1,2,3,4,5(フルキー) + マウスの左クリック】
対象の太さ(幅)を変更します。

※太さを2以上に設定した場合は、MT4の仕様上、スタイルは無効となります。

【6,7,8,9,0(フルキー) + マウスの左クリック】
対象の色を変更します。

色の設定につきましてはこちらをご覧ください。

【k + マウスの左クリック】
対象を「キープ」します。
(Keep)

「キープ」とは、トレンドラインや水平ラインが、L01の機能上、本来「自動削除」されるべき対象である場合でも、その対象から免れさせる為に行う処置です。
オブジェクト名が「L01_keeped ***」に変化致します。

例)
「キープ」すると、オブジェクト(トレンドラインまたは水平ライン)の上にマウスを持って行った時に表示されるオブジェクト名が変化します。

または、



「L01_Auto_T」または「L01_Uwabuta_T」が、「L01_Keeped」に変化すれば、自動的に削除されてしまう事は無くなります。

※次のケースでは、自動的に「キープ」されます。

  • 「Autoモード」かつ「ライン描画のみ」で描画されたライン(【上蓋】【総意ライン】)に対してコマンドを埋め込んだ場合。
  • 「ZigZag」または「Tube」のラインに対し、コマンドを埋め込んだ場合。


【ワンタッチ機能】【LINEカラー設定】


トレンドラインや水平ラインの色を、キーボードとマウスクリックだけで変更できます。

【6,7,8,9,0を押しながら左クリック】
フルキーボードの数字6,7,8,9,0のいずれかを押しながら、トレンドラインや水平ラインを左クリックする事によって、オブジェクトの色を変更します。



その他機能



【任意Bar交点確認機能】

こちらは、過去の交点を確認するための機能です。

※交点が実際に変更されますので、自動売買を不許可にするか、もしくは、ポジション数を0にするなどしてご利用ください。

≪操作手順≫
  1. Vertical Line(垂直線)を設置します。


  2. Vertical Lineのプロパティを開きます。


  3. 「全般」タブの「名前」を「cross(半角)」にします。


  4. 交点が、Vertical LineのBarで観測されます。

    チャートに表示される[ 交点リスト ]が、Vertical Lineの位置のものとなります。

    例)

    こちらは、コマンド「r_buy(反射買い)」の交点「106.778円」からローソク足のHighまでの距離が「1.265円」、Lowまでの距離が「0.505円」である事を表しています。

    ☆交点をどれくらい突き抜けて反射したのか(必要だったSLはどれくらいか)、あるいはどれくらい早目に反射してしまったのか(早乗りが必要だった)、を容易に調べることができます。




免責事項



【損害等の責任につきまして】
本ソフトウエアをご利用の上で生じた如何なる問題、トラブル、損害に対し、製作者は一切責の責任を負いかねます。

【EAの信頼性につきまして】
動作確認は一通り行っておりますが、製作者が普段あまり利用していない機能につきましては十分な時間をかけて検証が行われているとは言えない状態です。
また、ブローカーやMT4のバージョン等の環境によって挙動が異なる事があり、それら全てに対応しているわけではありません。
本格運用をなさいます前に、ご利用いただく機能につきましての挙動を事前にストラテジーテスターやデモ口座、または少額での本番口座にてご確認いただきますようお願い申し上げます。

【マニュアルに記載の各種情報の正確性につきまして】
内容は出来る限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、必ずしも正確性を保証するものではありません。

2019年5月が初校ですので、例えばMT4のバージョンアップ等やその他様々な社会的変化が生じました場合にこちらに掲載させていただいております情報が通用しなくなってしまう事があるかと存じます。

何かお気づきの点がございましたら、お知らせいただければ幸いです。

【EAのバージョンアップにつきまして】
EAの仕様または機能を予告なく変更あるいは削除させていただくことがあります。



その他・お問い合わせ



【お問い合わせ、ご感想等の宛先】
こちらです。

多機能の為難解と思われますので遠慮なくお尋ねください。
但し、製作者自身も良く分からなくなっている部分があり、思い出すのにしばらくお時間を頂くか、give upする事があるかも知れません。
製作者はサンデープログラマーですのでEA製作ばかりを行える状況にはありません。
必ずご購入の前に、デモ口座でやりたいことが出来るかどうかの確認をお願い申し上げます。


メールの送信後、翌々日までに製作者からの返事が届かない場合は、スパム誤認等の事故が生じている可能性があります。
何かおかしいとお感じになりましたら、別のメールアドレスからのご連絡をお願い申し上げます。
お手数をお掛けして大変申し訳ありません。

【MT5対応につきまして】
コンバーター及び手直しを経てMT5対応版を製作致しましたがまともに動きませんでしたので、やはり、一から作り直す必要があるようです。
世界的にはMT5への移行が確実に進んでいますので、機会があればチャレンジしてみたいと考えております。

【バージョン履歴】
※頻繁にバージョンアップを行っている為、その都度商品ファイル及びデモ版のアップは行っておりません。
日付 Ver. 項目 内容
2023/2/6 1.140 発注再試行時のパラメータを解放 「スプレッド待機」または「発注エラー」時の「再試行回数」及び「ウエイト」を設定できるようになりました。
↓商品ファイル及びブログのデモ版アップ済み↓
12/22 1.139 両建て不可時の例外オプション Sell/Buy個別に「両建て不可」の影響を受けないオプションを追加しました。
即トレールするオプションを追加 発注価格を越えていなくても即トレールさせるオプションを追加しました。
12/16 1.138 Fractals取得開始Barを調整 最小パラメータ時(before1/after1)に頻繁に再描画されるため、Bar[2]からの取得に変更しました。
但し、「Fractalsの代わりにローソク足を用いる」が「true」の場合は、Bar[0]から取得します。
12/13 1.137 総意ラインの捜索エリアを分化 「捜索エリア」は基点用/支点用/終点用で共通でしたがそれぞれに分化されました。
12/11 1.136 ↓のバグ修正 ↓の影響で時間経過によるAutoモードの再描画ができなくなっていた不具合を修正しました。
12/10 1.136 Fractalsの全ローソク足置換機能 Fractalsの代わりに全ローソク足を使用できるようになりました。
12/8 1.135 足末端トレール:時間軸指定 足末端トレールで、時間軸の指定が可能になりました。
L01を適用しているチャートの時間軸に縛られず、他の時間軸での足末端トレールが可能となります。
12/6 1.134 トレンドラインの自動シフト機能 異なる時間足に移動してズレたトレンドラインの始点/終点を自動的にシフトさせる機能を搭載。
2022/12/3 1.133 Void(「v」キー)時、コマンドを置換 (変更前)ラインの色をVoidカラーに置き換え
(変更後)加えて、コマンドを「voided」に置き換え
10/24 1.132 ライン等間隔モード:
フローティング:
本数自動モード
最大DDを指定すると、残高と必要証拠金、及び固定ロット数から自動的にラインの本数と間隔を計算してくれるモードを搭載。
詳しくは構築例を参照してください。
10/24 1.132 Bug:複利機能 株価指数やコモディティにおいて、複利計算の際に、「契約サイズ」を誤って計算していたのを修正。
(「100000」としていた所を、「(int)MarketInfo(Symbol(),MODE_LOTSIZE)」とした)
10/18 1.131 Bug:複利機能 株価指数やコモディティのような通常とは異なるチャート名でも複利機能を使えるように機能拡張。
具体的には、【高度な設定】内に、下記の項目を追加してレート変換用通貨ペアの取得を可能としました。
・【レート取得用の通貨ペア名を指定】
・【レート取得用の通貨ペア名】
・【レート取得用の通貨ペア名の基軸側か、決済通貨側か】
※自動取得は引き続き不可です。手動で指定する必要があります。
10/18 1.131 Bug:複利機能 土日にマーケット情報を取得できないブローカー(XM等)で週明けに引き続き複利計算ができなくなっていた不具合を修正。
10/7 1.130 ライン等間隔モード:フローティング 「ライン等間隔モード」に新機能を追加。
sellポジションの最小値、buyポジションの最大値からの距離でラインの設置を制御できる機能です。
10/5 1.129 Bug:クローズコマンド 2020年4月18日以降のバージョンで、TPがマイナスのポジションをクローズコマンドで閉じられなくなっていた不具合を修正しました。
10/5 1.128 Bug:Autoモードのコマンド認識 極稀に、Autoモードのコマンドを誤認(現在レートとの位置関係が上下逆転)していた(と思われる)不具合を修正。
10/4 1.127 Bug:ロット数 最小ロット数が0.1のブローカーで、0.01単位のステップが無効になっていた不具合を修正。
10/1 1.126 上蓋 傾き制限機能を導入。
9/21 1.125 新規発注制御機能【SL】 発注価格とSLが同値であるにも関わらずそうみなされないバグを修正(NormalizeDouble()で解決)
8/18 1.124 上蓋 フィボナッチレベルでの売買が可能に。

下記三つの機能を組み合わせて実現。
「ライン水平化」
「終点レベル[%]」
「ラインを直近1スイングに置き換える」
8/18 1.124 上蓋 一部のオプションを個別設定(1)(2)(3)に移行。
8/18 1.124 上蓋 上下を問わず終点の次の頂点が観測された時点でコマンドの埋め込みを無効化する機能を追加
8/18 1.124 仕様変更:Zig末端トレール 発注時刻より前の頂点をトレールの対象として認識しないよう改善。
8/16 1.123 新規発注制御機能 ・新たな条件である【SL】を追加。
・【レート差】と【SL】双方で、先方の条件が満たされている場合に発注制限をしない例外機能を追加。
8/15 1.122 新規発注制御機能 幅を現在レートの割合で指定する機能を追加。
8/15 1.121 CFD対応 Digits()(レートの小数点以下の桁数)が0または1の場合に対応。
(※priceモード時のみ。CFDチャートではpipsモードでの利用不可)
8/15 1.120 Bug:一部のZigZag参照 SL及びトレールにZigZagを使用する際に参照エラーとなっていた不具合を修正。
8/13 1.119 RSIエントリー機能 RSIによるエントリー機能を追加。
8/13 1.119 ポジション管理機能 同一バーでのエントリーを一つまでに制限する機能の追加。
8/9 1.118 複利機能 「シンプル複利モード」を追加。
7/24 1.117 総意ライン 処理対象の支点(2nd)を上の頂点または下の頂点のみに限定する機能を追加。
6/24 1.116 Autoモード 更新タイミングに、h(時)/m(分)/s(秒) を追加。
6/24 1.116 Bug:Autoモード 「互換モード」false時、ローソク足の更新タイミングでのみオブジェクトの再取得をしていた不具合を修正。
6/24 1.116 Bug:MAクロス 移動平均線のクロスチェックを常に行っていた不具合を修正。
6/1 1.115 移動平均線 クロス時発注機能を追加
6/1 1.115 移動平均線
ボリンジャーバンド
発注後の無効化を回避可能に。
4/26 1.114 新規発注制御機能 全ポジションからの距離に対応
4/20 1.113 総意ライン 2ndラインの水平化機能
4/20 1.112 上蓋
総意ライン
1-3番それぞれに、個別にコマンドの付与が可能に。
4/19 1.111 総意ライン ライン等間隔モードを追加
4/18 1.110 高度な設定 クローズ観測位置にTPを設定する機能
4/17 1.109 ポジション管理 マジックナンバー未満のポジションを同時に閉じる機能
4/15 1.108 上蓋 始点と終点で異なるZigZagの指定が可能に。
4/14 1.107 SL 最大値、最小値とアジャスト、発注無効化
4/12 1.106 上蓋 ライン水平化機能
4/12 1.106 SL/トレール ZigZagが利用可能に
4/11 1.105 ナンピン機能
マーチンゲール機能
4/7 1.103 その他機能 任意Bar交点確認機能
3/29 1.102 総意ラインファインダー 基点固定モードに捜索終点(基点)固定モードを追加
3/25 1.101 発注制御機能 既存ポジションとのレート差で発注制限
3/21 1.100 総意ラインファインダー ラインの傾き制限機能を追加。
1/30 1.099 マニュアル 訂正。
1/29 1.099 総意ラインファインダー 期間固定モードを追加。
1/29 1.099 L01 全体の設定項目の初期値及びテキストの見直し。
1/29 1.099 マニュアル 改訂。
1/28 1.099 総意ラインファインダー 基点→支点→終点間のカウンターバグfix。
1/28 1.099 旧Autoモード 「総意ラインファインダー」に統合。
1/27 1.099 ZigZagマネージャー Fractalsに対応。
1/26 1.098 総意ラインファインダー 頂点を基点、支点、終点に分離。
2020/1/8 1.097 総意ラインファインダー 完成。
12/16 1.096 上蓋 より詳細なオプションを追加。
12/15 1.095 ZigZagマネージャー 完成。
10/16 旧Lidに全方向のオプション追加
10/14 旧Autoモード交点水平化(現在無効化)
9/1 RM抜け足不要フラグ
8/12 ワンタッチ機能
8/10 旧Lid
7/12 成行発注高速化
7/6 ロット数分割
7/4 SL/TPライン
7/4 パネル
6/2 旧Autoモード
5/31 ボリンジャーバンド
5/31 移動平均線
5/19 足末端トレール
5/15 時刻利確機能
5/15 カウントダウン方式対応
5/12 資金管理
5/12 SL自動、TP自動
5/11 トレール
5/9 取引停止、開始時刻機能
5/8 ドテン
2019/5/4 - L01 開発をスタート。



ストラテジーテスターの使い方


ストラテジーテスターは、EA(エキスパートアドバイザー)を過去のチャートに適用させて動作を確認するための、MT4に搭載されている機能です。

こちらをご覧になる前に、「本ソフトウェアの導入手順」をご覧の上でMT4にEA(L01)を導入しておいてください。

※注意事項※
マウスやキーボードからの入力をリアルタイムで受け付けるような機能(ボタン操作やマウスクリックによるコマンド埋め込み)はストラテジーテスターでは動作不可となっております。
試用なさいます場合はデモ口座をご利用ください。



まずは、MT4を起動してください。
その後、キーボードのCtrl+Rを押すか、画面左上の「表示」→「ストラテジーテスター」を押してください。


すると、画面の下にテスターの設定を行うエリアが表示されます。


こちらはテストを行うEAを選択しますので、「L01」を選択しておいてください。


任意の通貨ペアを選択してください。

但し、テスターはリアル口座とは違って他の通貨ペアのレートを取得できませんので、例えば証拠金通貨がJPYで、こちらの通貨ペアをGBPUSDなどにしてしまうと、EAの内部で計算できない箇所が出てきますので稼働致しません。
こういった場合は、後述の「エキスパート設定→テスト設定→初期証拠金→USDあるいはGBPを選択」で稼働が可能となります。

とにかく練習するだけでしたら、普通に「USDJPY」にしてください。


こちらは正確なテストを行いたい場合は「モデル: 全ティック」にしておいてください。但し、動作が一番遅くなります。

L01が「完成足動作モード」の場合は、トレール機能以外は「モデル: 始値のみ」で問題ありません。

※トレール(【トレール幅】を利用するモードの場合)に関しては「始値のみ」では正確に再現できません。

ある程度大雑把でも構わない場合は「モデル: コントロールポイント」が高速ですが信頼性は低いです。

※「モデル: コントロールポイント」は、L01が「Tick動作モード」かつコマンドが「反射」の場合にかなり成績が良く出てしまいますのでテスト結果の信頼性が著しく低下致します。ご注意ください。



こちらはテストをする期間を指定します。適当な期間で構いません。


こちらは必ずチェックを入れておいてください。

「Autoモード」を利用した完全自動売買機能のテスト時は、チェックを外すとより高速にテストを行う事が可能です(※但し、チャートはテスト中、表示されなくなります)。


こちらは利用するチャートの時間足を指定します。何でも構いません。

時間足の設定の下にある数字は、スプレッドです。

実は、MT4のチャートデータには、スプレッドの情報がありません。
従いまして、こちらに設定したスプレッドでテストを稼働させる事になります。

※実際のスプレッドは一日中同じ値ではありません。常に変化し、経済指標の発表時や早朝など、大きく広がります。


画面右の方の「エキスパート設定」を押してください。


表示されるウィンドウの「テスト設定」タブを押してください。

初期証拠金
こちらの金額でテストをスタートします。あまり少ないと証拠金不足で停止してしまいますので、100万くらいを入力しておくと良いでしょう。

証拠金通貨の種類(
JPYにしておくと分かりやすいです。
(プルダウンメニューにはJPYがありませんがキーボードで入力可能です)

ポジション
こちらは「Long & Short」にしておいてください。
(特別に「買い(Long)」だけ、あるいは「売り(Short)」だけにしたい場合にこちらの項目を変更する事になります)

最適化
こちらはL01では関係ありませんので、そのままにしておいてください。
(完全に自動売買のみを行うEAの場合の最適化時に負荷を低減する目的で利用する項目です)




次に「パラメーターの入力」タブですが、あまりにも設定の項目が多いため、最初は初期値のままご利用ください。

初期状態では余計な機能は一切ONになっていませんので、このままで普通にテストが可能です。


画面右下の「OK」を押して閉じてください。


準備が整いましたので、画面右下の「スタート」を押してください。


すると指定した通貨ペアの指定した日時のチャートが表示され、動き始めます。


チャートの動作スピードはこちらのスライダーで調節が可能です。

右のボタンは一時停止ボタンです。


以降はリアル口座と同じように動作致しますので、マニュアルをご覧の上で操作の練習や細かい挙動の確認等を行ってください。

まずは「概要:使い方の紹介」をご覧いただき、雰囲気を掴んでいただければ幸いです。